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小さい妖精の踊り

この曲は11月に公開した曲の音源を少し入れ替えたバージョンです。

どうやって作ったか

まずピアノパートだけを作りました。最初に作ったフレーズは出だし4小節の高音部です。

(fig.1) 最初のフレーズ

譜面は Studio One Professional のピアノロール画面の楽譜表示です。ピアノなので左手と右手で楽譜を分けたいのですが、fig.1 のように音の高さで機械的に表示する場所が分かれています。何か工夫すれば思った通りに表示できるのかもしれません。

メロディはごく単純で、左手もピアノを習った小学生が思いつきそうな位、単純です。

キーはB♭ですが、これは頭の中にメロディを思いついた時のキーです。なぜこのキーなのかは理屈では分かりません。絶対音感は殆どないので、直前に聞いていた曲の影響かもしれません。

ピアノパートが完成した後、しばらくそれで放置していたのですが、何となくストリングスを被せようと思って、その結果が今のバージョンです。

構成

ピアノの演奏を3回繰り返した後、同じメロディで fade out という構成になっています。ピアノパートの繰り返しは初回のパートを完全にコピペで作っているので全く同じ音が出ているはずです。

2回目はストリングスが2つ、3回目はさらに2つで合計4つ追加されています。また、2回目からエレキベースが参加しています。

音源は全て、Native Instrumenst の Komplete 14 Standard を使っています。

トラック一覧


トラック1 Kontakt 7 Session Strings 2
ストリングスの高音パートです。定位は L50 です。
トラック1と2は、Studio One Professonal 付属のエフェクト Room Reverb の「Arena」を指定しています。

トラック2 Kontakt 7 Session Strings 2
ストリングスの低音パートです。定位は R50 です。

トラック3 Kontakt 7 The Grandeur
ピアノです。定位はセンターです。
最初は Studio One Professional 付属のピアノ音源を使っていたのですが、KOMPLETE 14 STANDARD を購入した後、これに差し替えました。

トラック4 Kontakt 7 Violins
Kontakt 7 の付属音源 Kontakt Factory Library 2 から、Orchestral / 4-Strings / Violins を選択しています。ストリングスの高音パートで、3回目の演奏から参加しています。
定位は L50 で、トラック1と重なっています。

トラック5 Kontakt 7 Classic Bass
Kontakt Factory Library 2 から、Band / 6-Bass / Classic Bass を選択しています。
定位は R32 です。なぜ 30 でないのかは分かりません。特に意図したものではありません。

トラック6 Kontakt 7 Session Strings 2
ストリングスの低音パートで、3回目の演奏から参加しています。定位は R75 です。

余談

絶対音感

先に書いたように、絶対音感はないのですが、声域はだいたい分かります。Dから上はキツいです。実際に声を出してみれば、このあたりがDかな、というのが分かるので、絶対音感の代用にすることができます。

ピアノパート

このソングデータは、最初 Studio One Professonal の音源だけで作られていました。この時点の構成は、トラック1がピアノ、トラック2がバイオリン、トラック3がビオラでした。

(実はここにその曲を埋め込もうとしたのですが、なぜかできないので後日リトライします)

それを Komplete 14 の音源に差し替えるときに、トラック1を複製してトラック4を作り、トラック1はミュートにしてトラック4にKomplete 14 のピアノ音源を入れて、音量を調整しました。最終的にトラック1を削除したため、トラックの番号が繰り上がって1、2がストリングス、3がピアノという順番になったのです。

元のトラックの音源を直接変更して差し替えることも可能ですが、作業中に何となく残しておきたかったのだと思います。

エフェクト

トラック1と2のエフェクトは、意図してかけたのではなく、単に外し忘れたような気がします。

Scratch

この曲は最初 Scratch というデータに入っていて、それを何となく展開していって作ったというものです。

思いついたフレーズは scratch というソングデータに書き留めていますが、だいたいこの程度の単純なものばかりで、複雑なメロディーは思いつくというより編集中に出来ていく感じがします。

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