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シークス、車載関連の好調続く

シークス<7613>は
従来は海外における電子部品の販売が主力でしたが
顧客の要望により
電子回路基板に部品を実装して販売するようになり
現在は電子基板実装が売上の87%を占めています

主な用途は
自動車(メーター、パネル、スイッチ、モーター、各種制御システム、カメラ、レーダー、エアコン)
産業機器(業務用映像・音響機器、業務用エアコン、医療機器、工業用ミシン、工具)
家電(音響機器、エアコン、健康器具)
情報機器(コピー、プリンター)です


【4~6月は85%増益】
2023年12月期
第2四半期(4~6月)業績は
売上高:前年比26%増の789億円
経常利益:同85%増の31億5千万円
と順調です

用途別では
車載用の売上高が
前年比28%増(470億円)
と好調に推移しました
メーター/パネルのほか
レーダー、バッテリー、エアコン、スイッチが好調に推移しました

産業機器用も
同47%増(171億円)
と大幅に伸長しました
工具、旅客機用音響映像機器、業務用エアコン向けが牽引しました

家電向けも
同15%増(70億円)
と堅調です
エアコン、電子錠向けが好調に推移しました


地域別では
日本、米州、東南アジア向けが利益寄与しました
日本は車載・産業機器向けの売上が好調でした
米州も車載・産業機器が好調です
東南アジアは車載・産業機器に加え、家電が寄与しました
中華圏は自動車減産の影響で減益が続いています


【通期会社予想は22%増益】
通期業績の会社予想は
売上高:前年比8%増の3000億円
経常利益:同22%増の102億円
ですが

下期(7~12月)が
売上高:前年比1%減の1494億円
経常利益:同8%減の43億5千万円
と、売上・利益ともに前年を下回っても会社予想を達成できます

日本においては車載、産業機器向けの好調が続き
中国も車載関連の回復が見込めることから
通期業績が会社予想を上回る可能性が高い
と判断しています


(注)これは情報の提供のみを目的としており
特定の銘柄を推奨するものではありません
銘柄の選択などの投資にかかる最終決定は
御客様御自身の判断にて御願い致します

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