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ファブリカコミュ、SMS導入は順調

ファブリカコミュニケーションズ<4193>は
SMS(ショートメッセージサービス)配信
中古車販売会社向け管理システム提供
が主要業務です


SMSサービスは
SMSを配信するシステムを提供しています
(顧客はSMSを配信する企業)
本人認証、プロモーション、催促や
予約確認、案内ほか
様々なお知らせ、通知を送信しています
SMSの配信数に応じて課金しています
2022年1月に
自治体向けSMS送信サービス
「メディアSMS for LGWAN(Local Government Wide Area Network」
を開始しました
健康診断の受診勧奨や税金滞納者への連絡など
自治体独自の通知に使用できます

また
中古車販売業者に対し
管理システムを提供しています
中古車業者はこのシステムで
・仕入れ登録、在庫管理
・中古車検索サイトへの広告出稿
・中古車に関する問い合わせ対応、見積もり、契約管理などの顧客管理
・ファブリカコミュニケーションズが運営する中古車検索サイト
「車選びドットコム」への中古車登録
などが可能になります
システム利用料は月額で課金しています


【9月末の導入社数】
23年3月期
第2四半期末(22年9月末)における
SMSサービスの導入社数は
前年比24.7%増の3,941社
となりました
第1四半期末(22年6月末)の
同24.1%増(3,713社)
と同様に高い伸びを続けています

中古車販売システムの導入社数は
同14.7%増の3,552社
となりました
第1四半期末の
同15.2%増(3,441社)
と同様の伸びとなっています


【業績について】
第1四半期(22年4~6月)業績は
売上高:前年比20%増の16億5千万円
経常利益:同55%増の2億6千万円
と好調です

SMSサービスの売上高が
前年比36%増(9億8千万円)
と大きく伸長しています
既存顧客のSMS配信数増加に加え
コロナ感染者への連絡として利用する自治体との契約が増加しました

中古車販売支援システムは
前年比13%増(3億円)
と順調です

事故を起こしたドライバーに対する
レッカー、レンタカー、事故修理(板金塗装)などのサービス
(直接顧客は損害保険会社)や
一般消費者向けに
車検・整備サービスを提供する
オートサービス事業は
新型コロナウイルス感染症の影響で
車両部品の遅延、修理期間の延長などが発生し
前年比4%減(3億1千万円)
と減少しました


会社側は、通期業績について
売上高:前年比18%増の69億2千万円
経常利益:同17%増の11億円
と予想していますが

SMSサービス、中古車販売支援システムともに
第2四半期の導入社数は
第1四半期同様に好調であったことから
業績も
高成長を維持できていると推測されます

自治体向けSMSサービスは
コロナ関連の需要は落ち着いてくると予想されますが
その他の通知の寄与が期待できることから
通期業績は会社予想を上回る可能性が高い
と判断しています


(注)これは情報の提供のみを目的としており
特定の銘柄を推奨するものではありません
銘柄の選択などの投資にかかる最終決定は
御客様御自身の判断にて御願い致します

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