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公式マガジン『東京マサラ部、インドをつくる』

インドに行けない僕らが東京にインドを作り上げるまでの挑戦の記録。 カレーは手段ではなく、常に目的である。カレーを作り、カレーを食べ、カレーについて考え続ける。都内某所に存在する… もっと読む
・カレーシェアハウスのヒト、コミュニティ、家についてクローズドで配信します。 ・東京マサラ部室の活… もっと詳しく
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#東京マサラ部

随時更新:『東京マサラ部、インドを作る』のガイドブック [index]

旅に出られない僕たちが東京にインドを作るために始めたカレーシェアハウス東京マサラ部室ですが、早いもので設立より半年が経過しました。まだまだインドは完成していませんが、少しずつカレープレイヤーの集まる場として機能し始めています。数字で言えば、いままでに500を超えるカレーが作られ、来客述べ人数は100人を超えました。 カレーシェアハウスで生み出されたカレー、遊びに来てくれた人、カレーの基礎研究レポートについて発信するカレーシェアハウス公式マガジン『東京マサラ部、インドを作る』

えるしっているか いんどじんは あついものしか のまない  #印度乳業

吉祥寺のクラフトミルクスタンド武蔵野デーリーさんとコラボし、「印度乳業」という屋号で、インド料理と牛乳飲料を提供する屋台活動を京都市内で始める。デビューはゴールデンウィーク、京都周遊アコフェスでチャイを売ることになった。屋号にはインドの牛乳文化へのリスペクトを根本に込め、牛乳のおいしさや活用方法を提案して伝えていきたいのだが、いきなりインドでは飲まれない飲み物を開発している。それはアイスチャイだ。 京都でなぜ屋台をやることになったのか、そもそも屋台とは何か、インドの牛乳文化

京都でインド活動を開始しました #カレーだいしゅき手記

葉桜ばっかりになってきた春です。京都はもう初夏のようです。京都に引っ越して活動を開始したのでメンバーシップ参加者向けにご報告と、このnoteでこれから書いていくことの所信表明。 会社を辞めてから大学院を受験して合格し、この春から大学院生というやつをやり始めた。京都・羅生門跡地に程近い与冒庵という物件に引っ越し、インド料理研究活動も再開。京都の町屋は大体そうだが一階の日当たりが悪い。ここに引っ越してきてから何やかんや10日くらい経った。 一週間だけ大学院生というのをやってみ

嘘から出たマサランド。 トーキョーマサランドをShibuya Sakura Stageで開催します! #イベント告知

インドから日本に戻ったのもつかの間、確定申告の闇に飲まれておりましてnoteが更新できませんでした。言い訳せずに書きましょう。 日本は忙しくて便利な国だが、寒くて色合いも乏しい。やっぱりインドと日本は別の国なんだということを、今回のインド渡航で改めて実感しました。 一番印象的だったのはタンジャイミールスのShankarさんの実家に行った時。Thanjavurという古都の村の方にあり、中心からバスで1時間ほど。お姉さんと近所の主婦、小さな子供たちがもてなしてくれたのですが野

吉祥寺・武蔵野デーリークラフトミルクスタンドで新春チャイ祭りだよ!(牛乳を活かすチャイレシピ追記)

年始から大変な騒ぎの世の中で、おめでたいとも言い切れない世の中ですがいかがお過ごしでしょうか。自分は忘年会で蔓延したインフルエンザで完全に寝込み、いまだ本調子ではありません。今年はnoteでのアウトプットを増やすぞ。noteを毎日書くコツは、「書き始めたら書き終わるまでパソコンの前を離れない」ことらしいです。何言ってんだ? 年始からいきなり宣伝なのですが、明日(1/6 12:00〜)武蔵野デーリークラフトミルクスタンド(吉祥寺)にて「新春チャイ祭り」に参加します。初売りとし

インドの各地域ごとの食事を比較しながら作って楽しめる『インド料理100のレシピ集』をつくります! #レシピ

東京マサラ部は「日本にインドをつくる!」をビジョンに掲げ、インドやインド周辺国の料理を3年間作り続けてきました。レシピが溜まってきたので、インド各地の地域別のセットミールを比べて食べられるレシピ集をまとめます。 カレーシェアハウス「東京マサラ部室」を立ち上げてから、研究テーマを決めて料理をつくり、インド亜大陸の仮想的な旅を続けてきましたが、ここらへんで活動の一旦の区切りとしてレシピ集をつくります。 東京マサラ部のnote上にレシピを一つずつアップしていき、溜まったらKin

やり残したことをやるだけだ #カレーだいしゅき手記

11月も終わりですね。相変わらず色々とやっています。来年からわりと東京を離れることになるので一旦拠点を畳む関係もあり、色々と片付けたりやり残していたことをやっています。最近親方とずっと一緒にいる...。 行けていなかったお店に行くとか、山手線一周するとか、東京でやり残したことが色々ありますが、インド料理の網羅的なレシピ集を作るというのもやり残したことの一環というわけです。ちょい出しはしていきますが12月に入ったら正式に告知していくのでこれはまだ内々の情報共有です。 前々か

マサランド戸越vol.ゼロで提供したイチジクとチキンのカレーのレシピ公開

先日KOKUYO THE CAMPUS FLATSで開催した「マサランド戸越 Vol.ZERO」でパールシー料理を元ネタにしたフルーティーなチキンカレーを提供しました。元ネタはSalli Murghiという料理で、salliというのはマッチ棒くらい細長く切って揚げたジャガイモのことで、もともと付け合わせで一緒に食べていたものをのっけてしまえとなったのがルーツ。この料理はパールシーの中で新年やイベントの際に提供されることもあり、新しい催しごとの始まりにちょうどいいなと思った。

東京マサラ部主催バキバキビリヤニバトル2023を開催。テーマは 「秋を感じるビリヤニ」

東京マサラ部主催、第3回目バキバキビリヤニバトルを開催しました。4種類の炊き手のハイレベルなビリヤニが集まりました。 昨今のビリヤニ人気は目を見張るものがあります。 自分自身もよくビリヤニを炊いて人に食べさせたりしていますが、でかいビリヤニを炊くのは単純に面白いですよね。たまに食べるビリヤニは寿司のような特別感があるし、炊き立てはなかなかお店では食べることができないので、ビリヤニはお店よりも自分で作る方が美味しい状態で食べやすい料理ともいえます。 ビリヤニが好きな人々を

沖縄東村にインドをつくる!村の食材でつくる、朝採れバナナリーフミールスパーティ #カレーだいしゅき手記

東村は沖縄本島北部のいわゆる「やんばる」地区に位置し、パイナップルが有名な人口1800程度の小さな村だ。 昨年のヒージャー(ヤギ)ビリヤニイベントで地元の青年会と繋がったことがきっかけとなり、今年も地元の食材をスパイスで料理し、村でとれたてのバナナリーフの上にのせてミールスを食べてもらうことになった。 沖縄の食材は熱帯の気候もあってスパイス料理と相性が良く、最近ではインド料理店も急速に増えてきている。 しかし東村は小さな村で、夜は電灯も全くなく真っ暗になるし、最寄りのコ

京都マサラ部発足!京都ミールスイベントの裏側  #カレーだいしゅき手記

東京マサラ部は初の日本支部である、京都マサラ部を発足しました。

畑でとれたての野菜を片っ端からカレーにした日 #カレーだいしゅき手記

京都に行ってきたので旅のことをいくつか書く。大学生ぶりに鈍行列車の旅をしたらしんどかった(鈍行列車で京都まで来た、と話したらこだま?って聞かれた。本当のローカル線の存在が見えない世界線があるようだ)。 さらには、出発してまず小田原駅でハンドパンを網棚に忘れ、すぐ見つかったが駅員に半笑いで対応された。 ハンドパンというのはUFOのような形をした楽器でステンレス素材でできている。叩くと思わず瞑想をしたくなるような透き通った音が鳴る。なんでも3つの音が同時に鳴っているらしく、赤

ゴアンフィッシュカレー鯛出汁のホーマン【東京マサラ部レシピ動画】

今更ながら、東京マサラ部でYouTubeを始めました。まだ日本であまり知られていないようなインド料理を中心に、ご家庭でも簡単に作れるレシピの動画を出していきます。 まず第一回はゴア・ヒンドゥー料理の代表的なフィッシュカレーであるホーマン/Hoomanをご紹介。具材は少なくて、ご飯にかけてサラサラと食べる中心のグレイビーとなるような存在。 こちらの漫画でも取り上げてもらったやつです。週末作ってみてね。 この頃はゴア月間だったのでゴア料理を徹夜で何度も作っていたな…。 ゴ

『いのち綾なす-インド北東部への旅-』トークイベントに参加しました #カレーだいしゅき手記

インド北東部をフィールドに人道支援活動をされてきたシスター延江さんのトークイベントに参加した。メディカル・ミッション・シスターズ(MMS・医療宣教姉妹会)で2007年より北東部で活動されてきた方。 今回は『いのち綾なす ー インド北東部への旅』という写真集を出版されたことを記念してのトークイベント。全4回だったのだが、自分は4回目で最初で最後の参加となった。毎年2〜3ヶ月ほどは現地に行って活動されるようで次は今年の9月ごろにまた旅立たれるという。 トークイベントといっても