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旅に出られない僕たちが東京にインドを作るために始めたカレーシェアハウス東京マサラ部室ですが、早いもので設立より半年が経過しました。まだまだインドは完成していませんが、少しずつカレープレイヤーの集まる場として機能し始めています。数字で言えば、いままでに500を超えるカレーが作られ、来客述べ人数は100人を超えました。 カレーシェアハウスで生み出されたカレー、遊びに来てくれた人、カレーの基礎研究レポートについて発信するカレーシェアハウス公式マガジン『東京マサラ部、インドを作る』
ターメリックはほとんどのカレーを使うときに欠かせず、香りを下支えする役割を果たすスパイスだ。しかし、自分はいままで既製品のターメリックパウダーを使った経験しかなかった。 昨年の暮れに東京の農園から掘りたてのターメリックを仕入れることができたので、ためしに生ターメリックを使ってカレーを作ってみた。 このnoteの続きとなります。 著者近影 生ターメリックの分量はどのくらいが適切なのかわからなかったのだが、パウダーに加工するときのプロセスとして茹でてから乾燥させる工程があ
産地別のターメリックパウダーの食べ比べ、ターメリック以外のウコンの可能性、パウダーではないターメリックの調理法などを、いくつか試してみた。 11月のスパイステーマはターメリック。ヒンディだとハルディ(हल्दी)、ベンガル語だとホルド(হলুদ)。あらゆるカレーの基本となり、そのままでは土くさいような香りと苦みがあるけど、入れないとなんとも物足りない。力強いベースのような役割を果たすスパイス。 本記事はカレーシェアハウス応援マガジン「東京マサラ部、インドを作る」購読者向け
ベンガル料理を作るときによく使われるスパイス、というかベンガル料理くらいでしか使い道がわからんスパイス、カロンジ。ベンガルでよく使われる5つのスパイスのミックス、パンチフォロン(Paanch Phoron / পাঁচ ফোড়ন)の一つの構成要素でもある。 代表的なパンチフォロンの構成はフェヌグリーク、ニゲラ、クミンシード、ブラックマスタード、フェンネルシードを同量ミックスというものだが、構成が違うバージョンもある。 また、フェンネルシード、クミンシード、フェネグリーク