マガジンのカバー画像

公式マガジン『東京マサラ部、インドをつくる』

インドに行けない僕らが東京にインドを作り上げるまでの挑戦の記録。 カレーは手段ではなく、常に目的である。カレーを作り、カレーを食べ、カレーについて考え続ける。都内某所に存在する…
・カレーシェアハウスのヒト、コミュニティ、家についてクローズドで配信します。 ・東京マサラ部室の活…
¥499 / 月
運営しているクリエイター

#日記

随時更新:『東京マサラ部、インドを作る』のガイドブック [index]

旅に出られない僕たちが東京にインドを作るために始めたカレーシェアハウス東京マサラ部室ですが、早いもので設立より半年が経過しました。まだまだインドは完成していませんが、少しずつカレープレイヤーの集まる場として機能し始めています。数字で言えば、いままでに500を超えるカレーが作られ、来客述べ人数は100人を超えました。 カレーシェアハウスで生み出されたカレー、遊びに来てくれた人、カレーの基礎研究レポートについて発信するカレーシェアハウス公式マガジン『東京マサラ部、インドを作る』

サルシーナハラルフーズはいいよね #カレーだいしゅき手記 

・140字に収まりきらない想いをこちらに書いています。 ・内装工事を経て客席がさらに広くなった新大久保のサルシーナハラルフーズのリニューアルパーティー?に参加した。店内が拡張されて席が広くなったほか、壁にデカデカとバングラデシュの国旗が2つ新設されていた。顔馴染みのひとたちも何人かいた。 ・カレー文脈でなくNGOで現地に出入りしている人や日本で働いているバングラデシュ人も数名参加していた。

身体を動かすと正当にメシがうまいな #カレーだいしゅき手記

・雑誌的、雑談的、ラジオ的なインプットが重要になっている。友達と立ち話をするような感覚で雑記を増やしていく。もちろん有用なレポートも書くので待ってて。 ・今年に入ってからとにかくずっと引っ越し作業してたが、特にここ2日間がクライマックスだった。軽トラを運転して荷物を運び、部屋の粗大ゴミを切り崩し、waccaにスポットクーラーを譲り、誰かが考えなしに残した破片をひとつひとつ捨てていく。残置物はゼロと言っているのに。そういう責任の押し付け合いで世は回っていて、引き受ける人が常に

ウプマとサンバルは完璧な朝食 #カレーだいしゅき手記

・ちょっとした日々のメモをのこしておくのが大事だと思いつつも、なんだかんだ言い訳をして何も残っていないまま消えていったことも多い。来年も続けていく前提で、毎日触れた物と食べたものについては少なくとも書くことを習慣づけたい。眠い。何も考えずに安心して書ける場所として限定記事を使う。 ・東京カリ〜番長のイベントについてリーダーにインタビューした記事を書きました。ここに書けないような話も結構聞いたな。

畑でとれたての野菜を片っ端からカレーにした日 #カレーだいしゅき手記

京都に行ってきたので旅のことをいくつか書く。大学生ぶりに鈍行列車の旅をしたらしんどかった(鈍行列車で京都まで来た、と話したらこだま?って聞かれた。本当のローカル線の存在が見えない世界線があるようだ)。 さらには、出発してまず小田原駅でハンドパンを網棚に忘れ、すぐ見つかったが駅員に半笑いで対応された。 ハンドパンというのはUFOのような形をした楽器でステンレス素材でできている。叩くと思わず瞑想をしたくなるような透き通った音が鳴る。なんでも3つの音が同時に鳴っているらしく、赤

5月の #カレーだいしゅき手記

カレーを食べた記録、作った記録、読んだ記録、考えた記録などのカレー関連のログを一元化して残していく試みです。 同じ月内はこの記事を何度も更新し、上の方へ新たに追記する形で書いていきます。更新するたびに過去の日記は限定パートの方へ流れ、常に最新の日記が見られるようになっています。 頻繁に更新していきますが、気まぐれで通知を出します。東京マサラ部オンラインに加入すると通知が得られ、全文が読めます。 5月更新した記事 2023.5.30 2:50 BAR人間失格・知らないか

¥500

4月の #カレーだいしゅき手記【限定記事】

以前メンバーシップとマガジン購読者向けに限定で書いていた「カレーだいしゅき手記」ですが、同月中は同じ記事を何度も更新する形で書いていくという実験をしてみます。 身辺雑記や日記は個別で更新することにこだわらず一箇所にまとめた方が続けやすいのではないかと思ったので、4月はこの形式で試してみます。 以前「カレーだいしゅき手記」の名で毎日コラム更新をしていたことがありましたが、とりとめのない毎日にオチをつけて書かないといけないのがしんどくて結局続きませんでした。 1日に1回以上

「貧乏ダルバート」と「金持ちダルバート」の食べ比べ。品数が多い方が満足度は高いのだろうか。

今回はマサラ部室でやっていることの紹介も兼ねて、レストランのダルバートと安食堂のダルバートを作った時のことを書いてみる。 ダルバートは品数が多い方が満足度が高いのだろうか?ネパール料理といえばダルバート。東京マサラ部室では毎月テーマを変えながらインド亜大陸料理研究をしており、2023年一月はネパール料理研究としてダルバートばっかり作って食べていた。 中でも特に参考にさせていただいていたのがこの本。世田谷でOLD NEPAL TOKYOを営む本田さんの『ダルバートとネパール

waccaラム天国の味噌ラー飯は新しいのによく知っている味だった

東京は異常なまでに寒さに弱い。大きくて密集している上に変に均質性が高いため、想定外の事態に素早く対処しきれないのだろうか。小回りの効かない、鈍いモンスターみたいだ。 家には立ち入り禁止の屋上部分があるのだが、先日記録的な寒さを叩き出した翌朝には水道管が破裂しており、そこから勢いよく水が噴き出していた。気温が氷点下にいくことが想定されていなかったために対策がなされていなく、しかも使っていない水道管が放置されていたために水が膨張して破裂したらしい。こう書くと杜撰な管理だ。 か

doya.のアネキとアフガニスタン料理を食べる

インド人という超巨大ネットワークとインフラが世界を席巻し始めていると真面目に思う。 結構前のことを思い出しながら書いているのでどんどん記憶が薄くなっている。まあいいや、日記だから適当に書く。 北海道からdoya.さんがご来ネパした日があった(東京マサラ部室は日本の中のインドなので人が来ることをご来印と呼んでいるがネパール月間なのでご来ネパ) doya.さんはなんだかんだマサラ部員の中でも一番の古株と言ってもよく、住人ではないけど衛星のようにいつもマサラ部室を見守ってくれ

麦酒大学に習う、カレーの広め方

カレーの外からカレーを見つめてみる回。 先日、「人生観の変わるビール」としてビールを提供している麦酒大学というお店で生ビールの新しい飲み方を知った。お店のビジョンは「美味しいビールを広めることで人々に色々な飲み方を知ってもらい、外食の楽しみや選択肢を広げる」というものであるという。 これってカレーに関しても同じことが言えるなと思い、ゆるく言語化してみる。 画像は火曜限定の南インド間借りに行こうとしたら既に売り切れで食べられず、近くにあったインドネシア料理店に行ってナシチ

ステーキハウスに初めて行ってみたら完全に敵のアジトだった件

シーク教徒のお父さんがお祈りを捧げている声を聞きながらこれを書いてる。 新年早々「恵比寿に高いステーキを食べに行こう」と誘われた。恵比寿もステーキも自分の生活範囲内にはなかなか登場しない単語である。いままで交差したことのない文化圏だったのでよくわからないがとりあえず承諾した。恵比寿では恵比寿横丁とネパール料理店くらいしか行ったことがない。なにやらオシャレな街というイメージだけはある。 俗にいうアメリカンステーキハウスというやつらしいが生憎ステイツの文化には馴染みがなさすぎ

ネパール専門家溶さんのありがたい話を聞く

野外の公園でライブ中にDQNに絡まれた時の映像がいきなり送られてきて狼狽している。 アムリットサルからこれを書いています。インド編の日記も書いていくぞ。現実と20日くらいギャップがあるので早く追いつきたい気持ちとそうでもない気持ちが同居している。 ネパール月間ということでネパール専門家の溶さんをマサラ部室にお招きしてお話を伺いました。 溶さんはマサラ部室OBで、前池袋の方に家があったときに一緒に住んでいました。初めて会ったときには鹿のテハリ(肉の少ないビリヤニみたいなや

なますてクッキング主催インド料理会に参加

今年はなますてな一年になりそうだ、と元旦の日記に書いたが新年早々なますてなイベント発生である。 なますてクッキング主催のインド料理会にイーター(食べる専門の人)としてマサラ部室の3人で参加してきた。インド人と日本人の作り手をたくさん集めてインド料理を作るという趣旨の会だ。彼は計画的に物事を進められる人なので結構前から入念に準備していて、細かいこともいろいろあり大変だっただろう。 そんなとってもえらいナマステクッキングに対して僕は、前日ダルバートをばら撒いたあとに一人で結構