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公式マガジン『東京マサラ部、インドをつくる』

インドに行けない僕らが東京にインドを作り上げるまでの挑戦の記録。 カレーは手段ではなく、常に目的である。カレーを作り、カレーを食べ、カレーについて考え続ける。都内某所に存在する…
・カレーシェアハウスのヒト、コミュニティ、家についてクローズドで配信します。 ・東京マサラ部室の活…
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2024年8月の記事一覧

3種類のチャパーティーを食べ比べるイベント「第一回リアリズムインド料理比較探究会」に参加

「第一回リアリズムインド料理比較探究会」に参加してきました。インドの伝統的な無発酵薄焼きパンであるチャパーティーの地域別比較がテーマ。 チャパーティーはインド全土で共通する料理でありながら微妙に仕上がりが異なります。家庭ではもともとロティと呼ばれていてチャパーティーという言葉が実は最近外部からもたらされたかもしれないというのはとても興味深い話でした。そういった名称とともに作り方も変わってくる可能性があり、そういう意味ではインドでもおばあちゃん世代くらいまでいかないと伝統を探

DAIDOKOROイベントの土着的なミールスで基本としたケーララサッディヤのレシピ14種類

京都市役所前のクエスチョン8階、コミュニティキッチンDAIDOKOROで土着的なミールスイベントのお手伝いをしてきました。 お盆で時間余っている方は一通り作ってみてはいかが。 亀岡の農家さんからバナナリーフを買って運んできました。(ちょっと傷ついた葉っぱが多かったが) そもそもこのコミュニティキッチンのコンセプトとしては、スペインのバスク地方で長年地域の中心として機能してきた美食倶楽部が念頭にあるらしいです。 経緯としては、先日たまたまアフリカ納豆vsラオス納豆の対決

夏だし唐辛子について再考しよう。カシミールチリって結局何者なのか。

トウガラシは夏のフルーツ。 辛味はいわゆる五味(甘味、塩味、酸味、苦味、うま味)ではないというのは有名な話だ。カプサイシンやピペリンなどの物質が舌を刺す刺激であり、熱や痛みと同じ神経で感じているらしい。 味ではないとしてもその刺激は料理のおいしさを後押しし、いまやなくてはならない嗜好品だ。唐辛子はインド料理作りに欠かせないし、蕎麦を食べるときはやっぱり八幡屋礒五郎の七味唐辛子だ(長野県民の思想がはみ出ている)。 しかし過度に辛すぎると美味しさもよくわからなくなってくる。