音楽制作のアウトプット①

インプットに必要な知識は、ここまですれば絶対に作れるという基準はありません。アウトプットの手法としては、鼻歌、ギター、ピアノ、DTMあたりが現実的な選択肢となるが、インプットで伝えたメロディラインを確定させようと思うと、ギターかピアノを弾ける事が必要である。

ギターは高校生の頃に、インターネットを使って「コード」「メロディ」などの情報を得て、ゆずのサヨナラバスを弾いたのが最初の記憶として残っている。(ちなみに、当時はまだ値段の高かったPCを購入していた)

ピアノに関しては、当時お金がなく、家電量販店に置いてあるピアノを弾いては、書店にある音楽雑誌で弾き方を習得するという、中々にお店側からすると嫌な客として滞在をしていた。

私の音楽環境としては、バンドを組んでいたわけでは無かったが、作った楽曲は、「コード」「メロディ」だけでありベース、ドラムなどは、そもそもの知識がない、そういったツールやアプリが無かったので(正確にはPCを使って環境構築は可能であったが、機材が高額であった)バンドサウンドとして成立させることは難しかった。

現在使っているのが、gargebandという、iPhoneで使用ができるDTMがリリースされてからは、音楽制作の環境は激変した。無料で使えること、コードを入力することで、リズムやメロディがパターンで作られる。

しかも、違和感無く聴く事ができるレベルだった。しかしリリース当初の5年前では、まだまだ選べるリズムパターンやstringsもなく、とりあえず「コード」「メロディ」にちょっとリズムが入ったよ、という程度でバンドサウンドとしては納得できるものとしては、物足りない部分が多かった。

しかし、現在ではリズムパターンやシンセサイザーなど、楽器の数が圧倒的に増え、作成できる楽曲の幅が大きく増えた。iPhoneかiPadと、音質の良い外部マイク(シュアかズーム)があれば、質の良い音楽制作環境が作れる時代となった。


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