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食う寝るところ、住むところ

これまで自分が住んできたところの象徴的な部分だけ上げてみようと思う。

一番安くて一番広かったのが最初に住んだところだ。
2DKで4万程度だった。風呂トイレも別。
関東圏だったが、さびれていたので非常に安かった。

一番高かったのは タワーマンションで18万円程度だった。
一番狭かったのは4.5畳程度。
現状は、今まで住んだ中で2番目に安いところで、ワンルームで過ごしている。
一番良かったのは10万円程度でリゾートマンションで暮らしていたことだ。

リゾートマンションは、かなりさびれた場所だった。
値段の割に、施設内が充実しており、大浴場・サウナ、プール、トレーニングルームなどがあった。
基本的に家から出ずに、マンション内の施設だけで過ごしていた。

タワーマンションが一番高額な家賃だったが、一番満足度は低かった。
眺めも良かったし、お祭りの際には自分の部屋から花火を見ることができた。
ドラマなどでもよく見るような光景が目の前に広がっており、非常に綺麗な景観 だった。

窓から見える景観をよく見るためにエアロバイクなどを買って、景観を見ながら運動できるようにした。
しかし、すぐに飽きてしまって、タブレットで動画を見ながらエアロバイクを漕ぐようになった。
基本的に人間は今ある環境にすぐ慣れてしまうものである。
いつでも見れる光景というものには価値を感じず、すぐに飽きる。

よく言われる話だが、タワーマンションは外に出るのが面倒くさい。
すぐ近くのコンビニに行くだけで、施設内の移動だけで5分10分は、当たり前にかかる。
エレベーターの数も重要だが、低層階と高層階で分かれていないと来るのに時間がかかる。
ちょっと外に出るだけでも時間がかかるので、家から出るのが億劫になる。
基本的にタワーマンションに住んでいて良かったと思ったことはない。

4.5畳は狭すぎたが、と言って生活に困るほどではなかった。
どちらかというと風呂とトイレが別じゃないのが嫌だったぐらいだ。
一度慣れてしまった人間としては、ウォシュレットがないのも嫌だった。
現状、僕が引っ越しをする上でこだわっているポイントは、風呂とトイレが別であることと、トイレがウォシュレットであることだ。
ウォシュレットの有無は、QOLに直結する。

部屋は、2部屋はいらないと考えている
景観が変わらなくても特に不便はないので、1部屋で収まる方が管理が楽だ。
エアコンや暖房もいちいち部屋によって変えなくて良い。
換気 も1部屋だけやれば良いので簡単だ。
掃除だって、1部屋だけなので楽。

田舎に行けば、とんでもない 安い値段で広い部屋に住むことができる。
むしろ、場合によっては無料で賃貸を借りることだってある。
しかし、僕にとって2部屋あるというのは、特にメリットでも何でもない。
どうしてもワンルームの景観に飽きたら、外に出て散歩でもすればいい。

以前は、家具としてトレーニング器具なども揃えていた。
しかし、結局それもどこかで飽きるものである。
そして、家の場所を取るため邪魔になりやすい。

トレーニング器具は運動効率が上がるのかもしれないが、基本的に体一つで大抵のトレーニングができるものである。
だから、そんな贅沢などはせずに身一つでできるような運動を心がけている。
どうしても器具を使いたいのであれば、月額制のスポーツジムにでも通えばいい。
メンテナンスがきちんとされているし、故障しても自分で修理する必要がない。
余計なものがないから、トレーニングにも集中しやすい。

家賃はおよそ考えうる限りで一番高い サブスクだ。
そのサブスクから得られるメリットをきちんと理解して、費用対効果を考えた方が良い。
自分にとって何が必要なのかをきちんと洗い出すのだ。

日々の生活の雑費が多ければ多いほど、たくさん働かなければならない。
将来を見越しての貯蓄や投資も余計に必要だろう。
逆に、少なければ少ないほど、将来の蓄えは少なくて済む。
つまりは、それほど働く必要がなくなる。

本当に必要なものを見極めて、本当の必要なものを得るためだけに、最低限働くというのが非常に良いと思う。
クリエイティブな活動やお金のかからない趣味を見つける事が、これからの時代で幸せになるために本当に必要なことだと思う。

お金を稼ぐためにストレスをため、ストレスを解消するためにお金を浪費する。
そんな悪いスパイラルには、はまらないようにしていきたい。

部屋が狭くても良い理由はこちらにも書いた。
お時間があれば、ご一読いただきたい。
https://note.com/phil_despair/n/n01a956d9a0f4


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