Live2D初心者講座はじめます!③パーツ分け編【左右対称ver.】輪郭まわりについて!
Live2Dの動きはイラストで8割は決まる!!!
…と個人的には思うくらい
イラストでの段階の準備がとっても大切です。
イラストのパーツ分けによって動かせる範囲がかなり決まってきます。
足りない部分はモデラーさんに描き足してもらったり、指示をもらって修正したりということもありますが、最初からできているに越したことはないのでイラストレーターさんも是非このnoteを役立てていただけたら幸いです♪
まずは輪郭まわりから
ここでは
1.顔の輪郭
2.頬の赤み
3.耳
4.生え際
について言及します!
一緒に紹介すると混乱必至なので
横向きモデルについてはまた改めて記事を書きますね♪
1.顔の輪郭
①塗りと線画は基本的には統合
というより、すっごく動かしたいときは分けておくといいですよ~。
という話です。
この講座を最後まで見てくださった方は更に発展してもっと複雑な動きを余裕できるようになる予定なので、先にお伝えしておこうというやつです。
ただ今回は初心者講座なので統合して一つのパーツでやっていきます。
②髪の影を絶対に統合しないこと
絶対ですよ!!!約束ですよ!!!!!!!
「フィルさんの講座を参考にモデリングしました!」と言っていただけたらとっても嬉しいだろうなと思いますが、髪の影を統合してたら毎週土曜日に箪笥のカドに足の小指をぶつける呪いをかけます。
理由は、動くものの影が動かないと違和感としてすごく目立つからです。
2.頬の赤み
よく動かす部分なので頬の赤みも輪郭と統合しないようにしましょう◎
①円状に、輪郭からはみ出して描く
別に円状じゃなくても良いのですが、横を向いたときに頬の赤みも動かすので端が綺麗になっていることが大切です。
輪郭を境に切れているパーツとして完成させないこと。
今はみ出ていてもクリッピング機能で輪郭にだけ赤みを表示させることができますのでご心配なく。
また左右対称のモデルの場合はあとでコピーすればよいので片方だけ描画しておけばOKです。時短ですね!
3.耳
頬の赤みと同様に左右対称のモデルの場合はあとでコピーすればよいので片方だけ描画しておけばOKです!
4.生え際
①髪の毛が揺れた時に禿げて見えがちなので
生え際は忘れずに描いておきましょう。
今回は前髪が一部上がっているキャラクターですが、前髪が全部下りていたとしても生え際はあった方が良いです。
想定外に禿げることがあるので、臨機応変に隠す用に統合しておかない方が調整しやすいです。
5.まとめ
以上!
1.顔の輪郭
2.頬の赤み
3.耳
4.生え際
のパーツ分けについてでした!
…ここまで紹介しておいてなんですが、色々なやり方があるものです。
どれが正しいかということはなく、最終的に自分の理想を形として表せることが(そしてなるべくその人にとって手間がかからない方法であることが)大切かと思いますので、ご自身に合うものを取捨選択していってくだされば幸いです。
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普段はLive2Dでアニメを作ったり、脱初心者と称してLive2Dのテクニックについて発信したりしています。
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Live2Dユーザーさんにインタビュー!(楽して上手くなりたいよ~!という気持ちで色々質問する企画)もやっています。
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