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自分だけの"勝ち筋"を描き出せ


今、非常に前向きかつ楽しそうに仕事をしてくれているメンバーがいます。

彼女は、ほんの4か月前まで、「あまりにも仕事ができないから退職することも考えていた」と、打ち明けてくれました。

僕のもとに来た当初は、そこまでは言ってなかったのですが、明らかに仕事に対して迷いと戸惑いが見られ、伏し目がちになっていました。

なので、まずはとにかくどういう状態なのか、徹底的に話を聴くことにしました。

そこで彼女が言ったのは、

「アドバイスをたくさんしてもらってきた。本当にありがたい。でも、何を言われているのか全然わからず、本当に申し訳ないんです…」と…


聴けば、

・自分はこうしてきたからやってみたら
・こういうところを変えたらうまくいくんじゃないか

などなど、アドバイスは本当に色々ともらってきたのだそうです。

真面目な彼女は、それらの言葉を書き留め、1つ1つ自分のものにしようとがんばる。

でもできない。

できないことが、自信を奪い、自信を奪われて余計に混乱していく。

その結果、彼女はメンタルがやられるのが先か、退職が先かくらいの状況にまで追い込まれていたのです。


・もうすでに自分で考えられることは考えている
・散々、アドバイスももらっていて知識はある

状態だったので、僕がとったアプローチは一つ。

アドバイスは基本せず、毎日15分の時間を使って話を聴き、その場の8割は彼女が話してもらうように働きかけました。

そう、コーチングです。

コーチングって、求められていないでやるとウザくなるケースがあるので、自分の素性も全部明かしてコーチとして関わることを宣言したんです。

彼女には、転職してきた明確な理由がありました。

詳細は割愛しますが、

クライアントが行っているビジネスが好きで、
彼らの役に立ちたいと社内で一番強く思っていて、
そのために努力をする

なのに、クライアントとの関係性が上手くいってなかったりして悩みに悩む日々…

この不条理…

持っている強く純粋な想いが、クライアントに伝わらず、ましてや自分を追い込むだけになっているのはめちゃくちゃ悔しいじゃないですか。

ダメなんです。こういう人は報われなければ。

そこで、設定したテーマは、3か月後にありたい姿になっているためには。


それからは、毎日15分は必ず時間をとり、自分がどうありたいのか、それに対して現状はどうなのかなど、さまざまな角度から会話をし、8割彼女に話してもらって、自分の課題を自分で言葉にしてもらいました。

そして、そのために何を止め、何をするのかまで、自分で考えてもらいました。

都度、コーチである僕からはどう見えているのかもフィードバックをしながら。

その3か月後、

・クライアントとの関係性が目に見えて良くなり
・クライアントからの感謝の言葉が増え
・仕事に対して前向きに
・今仕事が楽しい!とまで言うようになり
・極めつけは彼氏ができる(笑)というおまけつき

僕がやったことは徹底してコミュニケーションをとったにすぎませんが、これを仮に「勝利」とするならば、その理由は1つだと思います。

彼女は、

彼女による、彼女だけのための勝ち筋を自ら描きだしたから

に他なりません。

こういうことだと思うんです。

結局、良かれと思ってアドバイスをしても、やっぱりどこか自分には合わず、しっくりこない。

その状態だと、なかなかコミットもできないから余計にうまくいないんですよね。

だから、答えなんて結局どこにもなくて、自分で描き出すほかない。

そのサポートを僕はこれからもしていきたいし、あなたのサポートも僕はしたいと思うのです。


P・S

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