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表現規制反対派は、どの政党を支持するべきか。

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はて、野党が党ぐるみで表現規制推進の動きはあっただろうか?確かに、共産党の一部の議員が表現規制推進ととれる発言をし、野党支持者を名乗る連中が昨今の萌え絵排除運動をした事実はある。が、立憲民主党は党全体の方針では表現規制反対はゼロ年代と同じ。昨年の香川県のゲーム規制の反対派県議のリーダー格は、日本共産党の秋山ときさだ県議。単純に、同じ党内でも表現規制反対派と推進派が混在しているに過ぎない。(2020年12月時点)
党内に表現規制推進の主張の政治家がいるというだけで規制派政党になるのなら、自民党にも松文館事件の黒幕の平沢勝栄、麻生政権時の児童ポルノ法を表現規制推進法に変えようとした葉梨康弘などの表現規制推進派も健在で彼らも規制推進の姿勢自体は同じ。昨年の香川県のゲーム規制も自民党主体。(反対派には自民党造反組もいるが)
要するに、自民党・与党にも、野党側も表現規制反対派と推進派は混在しているというだけの話。だから、与野党双方の表現規制反対派を応援しようという話になって、私は旧来からの野党支持者だから、野党担当というだけ。
赤木智弘氏などの旧来の野党支持者は、この図式が見えず、山田太郎氏を応援というだけで表現規制推進、安倍、菅政権支持と言う雑な決めつけに基づいて表現規制反対派攻撃しているが、与党と野党を入れ替えれば件のスクリーンショットのアカウントの主張は、赤木智弘氏の雑な決めつけ方と同じ理屈。赤木と同じ視野狭窄の党派性だけで決めつける人間は与党側にもいた事が証明された形である。
まさしく、表現規制問題は「党派性は関係ない」というのを見事に証明している。
与野党どちら支持にしろ、このような視野狭窄では解決が遠のくだけなので気をつけるべきだろう。
尚、ゼロ年代の野党の表現規制反対運動は当時のメイントピックである、麻生政権の表現規制推進と反対の野党の攻防戦の記事を参照されたい。

(参考)表現規制反対の概略1(麻生政権時の表現規制の攻防戦の記録)|鳳 明日香 #note https://note.com/phenixsaber/n/nad37b511b7dc

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