チクチクするハンドクリーム

ハンドクリームは、チクチクするハンドクリームと、チクチクしないハンドクリームの2つに分かれる。

チクチクタイプは、塗ると手の細胞がチクチク痛くなる。
手の細胞たちが一斉にぴょこぴょこ動きだし、チクチクで細胞が剥がれてしまうんじゃないかと感じるのだ。

職業柄、手荒れと近しいため、予防で塗っているのだが、傷口に塩を塗った時のようにチクチク痛い。
あれは何故なんだろう。
今まで肌トラブルは無かったはずなのに、不思議なものだ。

だからチクチクしないハンドクリームを選びたいと思っている。

絵が書いてあるタイプはダメだ。
「薬用」や、名の知れた「これぞ!ハンドクリーム!」のような王道ならチクチクせずストレスがないことが多い。

折角だったら、いい香りのする物をつけたいなと思っていた矢先、ハンドクリームをいただいた。

その友人にチクチクの件を話したことはなかったのだが、見事、チクチクしないタイプの物だった。

それがなんと、イスラエルの死海のミネラルが配合されたものだった。
死海といえば塩分濃度が高いことで知られる。

Wikipediaにはこう書かれている。
『海水の塩分濃度が約3%であるのに対し、死海の湖水は30%程度の塩分濃度を有する。』と。

そんなイスラエル産の死海のハンドクリームがチクチクせず、加えていい香りだったのである。

傷口に塩を塗ったようなチクチクハンドクリームに悩まされていたのに、現在はイスラエルの死海の塩ハンドクリームに助けられている。

いかにも興味深い話である。


*チクチクするハンドクリームに入っている共通する成分がいつか分かったら、誰か連絡をください。←

と追記してみたものの、ハンドクリームのチクチクの理解者は果たしてどれくらいいるのだろうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?