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【超簡単】ホークアイで見てみよう【野手編】

どうも久方ぶりです、フェグリーでございます。
挨拶している場合ではないです、皆さん本日平和な野球界のTLに突如としてビッグウェーブが舞い込んできました、それがこちら↓


https://www.yakult-swallows.co.jp/news/detail/26538

いやいや一般公開して大丈夫?と最初は思ったんですが、安心してください、さすがにごく一部の情報でした。
これだけでもすごい情報量なのですが、かんたんではありますがひも解いていきたいと思います。
今回は野手に限定します。投手の方は他にも記事が出てくると思いますのでまずはそちらをご覧ください。

①ホークアイってなにが分かるの?
②ホークアイで見た、今季の野手の特徴
③ホークアイで見た、来季のブレイク候補


①ホークアイでなにが分かるの?

端的にいえばホークアイは野手の打球傾向まで分析しちゃう優れモノなんです。
打球速度と角度がマッチした選手が活躍すると言われますが、簡易的ではあるもののそれをわりだすことができます。

②ホークアイで見た、今季の野手

続いては野手の成績を振り返ってみましょう。
まずは今季大ブレイクの塩見選手

昨年と比較すると打球角度が向上しました。これによりゴロ率が減少し、足の速さを内野安打ではなく長打方向へと生かせるようになりました。
彼の打球速度はチーム平均を上回っているので、ゴロで脚を活かすよりもライナーで単打を長打に変える方が合っていたかもしれませんね。

続いては世界のAOKI

一見すると打球角度や速度など、特に昨年と変化が無いように見えますがハードヒットの割合が激減しています。
これが今季の彼の不調に繋がっていたように思えます。ミート力の減少で強い打球でも伸びが足りずフライに終わる。来季の彼はいかにこのハードヒットを取り戻せるかにかかっていそうです。

続いてはキャプテン

フライ率が増えたわけではないですが、単純に打球角度がついてホームランが増えたのかなという印象。一方で、ポップフライも増えており完全復活まではいかないもののまだまだ彼はやれる。そんな1年でした。
というか天性のアーチストですね。正直そういうイメージがなかったですが。

続いては不動の4番

打球角度が山田の2/3くらいなのですが、日本人とは思えない打球速度で本塁打王に輝いた村上監督。打球の1/2がハードヒットと本当に意味不明な打撃能力です。特筆すべきはゴロの多さ。打球の4割はゴロなのに本塁打王。フライボール革命とはどこ吹く風、打球速度こそ正義というところでしょうか

続いては終盤悩んだあの男

オフにもっと詳しく取り上げます、約束です。ただ言えるのは、打球傾向からここまで成績が落ち込むことはなかったなということ。ハードヒット率も角度も平均打球速度も悪くはないです。彼の持ち味であるラインドライブ性の打球が少ないのが気がかりですが、フライを打ち上げるよりもライナーに注力すれば全然大丈夫なはず

続いては正捕手

昨年までの打球傾向、これよく誰も突っ込まなかったなというひどさです。ハードヒットが少なく速度も出ないのに打ち上げまくり、ここまで指標からみても明らかなほどアウト製造しちゃうのはまずいですよ
しかし今季は低い打球へとシフトチェンジ、皮肉にもこの改良で打球速度も上がりホームランも出ています。来季もこのスタイルで臨んでほしいですね。

続いてはShowmingo!

びっくりしたのが彼そこまでフライボーラーじゃないです。打球速度もそこまで、角度こそつきますが本当に村上どころかオスーナよりも打球速度出てない。
彼はホームランだけではなく非常に器用な打撃をする選手ですね。日本球界に合ってたのかもしれません。ここはもう少し検証させてください。

次は賛否両論のファンタジスタ

もっと打球角度落とした方が、、、速度が出ずに角度だけ上がるとフライ量産になるんですねこれでも昨年よりはフライ率がかなり減ってます。ムーチョまでとはいかずとももっとライナー性が増えたら活躍するんじゃないかなと思いますね

以上がスタメン陣の成績になります。いかがでしたか

面白いのが代打の神様、ハードヒットが少なく打球速度も平均以下なのにノリとは異なり好成績を叩き出してます。彼の野手の間を突く技術、これはいくらホークアイでも検出は難しいかもしれません

③ホークアイで見た、来季のブレイク候補

さて、ここからは打球傾向から来季どんな選手がどうしたら活躍するか見てみたいと思います。
ただし一軍の神宮の打席だけですので、サンプル数等は悪しからず

1.宮本丈

実は昨年までの打球傾向がものすごく理に適ってました。今季は終盤の必ず出塁したい場面での起用なので単打および出塁狙いかなというデータでしたね。
来季スタメン出場数が増えたら、昨年のような強い打球を低弾道ではじき返すという打棒を発揮してもらいたいですね(尤も、今季の傾向でこの成績なのがまずすごい

②濱田太貴

サンタナみたいな打球速度と角度、和製サンタナとは彼のこと。打球傾向は変えなくていいでしょうね。
怪我を治してください。期待しています。

③中山

かちあげたいのは分かりますが、まずは打球速度をどうにかしなさい。
正直期待値からは大幅にずれてます。山田みたいなアーチストを目指すか、村上みたいなラインドライブを目指すか。今のままではどっちつかずだなという、、、

駆け足でしたがいかがでしょうか、ここからまた詳しい分析をしたいとは思います。
今季のムーチョの活躍にはしっかりとした裏付けがありましたし、反面データのみではよく分からないオスーナの不振がありましたし。
データを観ながら野球を見ると、また違った一面が見れるかもしれませんね。
次回は投手編でしょうか。余力があればですかね。

余談ですが、昨今のふざけた高騰市場で颯爽とウェーバーで投手を獲得した好ムーヴを見せたけど結局44Mの生ける負債があるシカゴカブスも宜しく!