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さて久々にカブスの事をお話ししましょうか‐上編:今季の総括‐

どうもフェグリーです。PSもMLBのBlackoutsという大チョンボで始まり、しかし結局WCでしっかり盛り上がってますが我らがカブスの出番はいつになるんでしょうかねぇ!!!、、、はい。というわけで一足お先に2023年のPS進出を狙っておりまして未来を見据えるカブスという球団に関して今季の印象や来季の展望を語っていきましょう、
書いているうちにしっかり長くなったので3回に分けちゃいます

上:今季のカブス総括
中:個人的投打の立役者
下:今オフの展望

というわけで、まずは今季の総括をしちゃいます!

今季…74-88,勝率.457,打率.238(19位),OPS.698(17位),防御率4.00(20位)


結論から話すと、前半と後半で別のチームを見てるようだったけどなんやかんや若手も出てきて楽しめたよ、ホントダヨ
まずは見てよこのザマ↓

とにかく前半戦とナ・リーグ西地区とア・リーグで勝てず
特にLAD0-7、NYY0-3という強豪にしっかりと犬死に
。印象的だったのは我々が次代のエースとキャッキャしていたトンプソンが見事にBALとNYYに打ちのめされた際は絶望でしかなかったですね、、、
逆に戦い方がなんとなく定まってきた後半戦に多く当たったナ東には見事なまでにNYMに勝ち越し、PHIに至っては6-0とノンプレッシャー特有の場荒らしをしまくってました
そして今季も多くのカブス戦士が登場、26人しか戦えないはずのメジャーで述べ61人もの選手が登録されるという異常事態でした。半数以上は入れ替えされているというね、、、

ここからはそんなジェットコースターのようなシーズンを前半戦と後半戦に分けて話そうと思います

前半戦…35-57, 勝率.380,打率.244(14位),OPS.709(14位),防御率4.58(25位)


投手は炎上、打者は凡退、誠也は長期のケガ離脱と一体我々は何を毎日眺めているのかと達観していた春から夏。
出だしは順調そのもので期待の大型新人鈴木誠也がIwamuraに並ぶ新人連続試合安打記録で打つわ打つわ我らがホーナーが先制パンチだわ、昨年SYのバーンズから開幕勝利とウッキウキでした
が、中々振らないことがバレて積極的にインハイ90マイル後半の攻めを鈴木誠也がされてからは一変、全く打線は繋がらず投手も相変わらずで燦燦たる逆転負けの数々
まずは先発陣の離脱や不調が顕著でした。開幕ローテ予想は以下のメンバーヘンドリックス、ストローマン、マイリー、スマイリー、スティール
それが開幕してから前二人は不調、マイリーコンビは颯爽と離脱と序盤から4枚が機能せず、ろくにシーズン投げたことのないスティールとリリーフしていたトンプソンが早々とローテに内定する悲惨さ。
これでは起用も四苦八苦、前半戦だけでも14人もの選手がスターター起用で少し打てども倍返し、観てらんねぇ
そして打線は昨年後半の主戦力のシュウィンデルやウィズダム、アh、、、オルテガといった面々が(予想通りの)大不振で全く繋がらず、ルーキーの鈴木誠也とコントレラス、ハップにマークが集中してとても線にもならない打棒の衆
投打ともに軟弱で編成てめぇMLBなめてんじゃねーぞという有様でこれでは勝てるはずもありませんでした。

唯一勝てる展開はなんとかリードしてエフロス‐ギブンス‐ロバートソンで締めるというワンパターン、しかも彼らだって失敗率も多く登板試合でもよく見たのがこんなツイート

https://twitter.com/Cubs/status/1536091512672485378


そんな修行を積みし我々が楽しみにしていた将来有望な選手を獲得するツールであるドラフトでは全体7位指名という利点を生かして事前評価が低い選手を獲得、堂々退場する姿に多くのシカゴの民から罵詈雑言の嵐が飛び交った
そしてもう一つのツールのトレードではなんと目玉選手だったコントレラスやハップをトレードせずにキープするという、昨年コロラドで見たような珍プレーを目の当たりにし結局前述のリリーフしか売り飛ばさないどうしようもない展開にまたもや2週間ぶりにシカゴの民からのお気持ち表明が乱発。
編成は我々からすべての楽しみを奪い去ったのである
そうして現実に戻れば下にはわずか5球団ほど、しっかりとドベ7が見えてさて来年のドラフトは7位までにどんな選手がいるのかなという常に未来を見ていないとやっていられない、しかし未来も不透明、本当に絶望という絶望を毎日突きつけられた日々でしたが、一筋の光明が突如として降り注がれました。
それがC.モレルとB.ヒューズです。彼らは球団内トッププロスペクトにも入っていない正直ノーマークな選手でしたが、彼らのど派手なデビューは荒んだシカゴの民の日々を癒す希望そのものとなりました、、、
いや知ってるよ、たった一人や二人でどうにもなんねぇことくらいさ


いやこんなん愛されるでしょうよ、某幕張の元選手を彷彿とさせるベースランニングは我々の肝を冷やしまくりましたが翌日報復は無く全打席普通に勝負
ありがとねパイレーツ、、、

後半戦…39-31,勝率.557,打率.231(24位),OPS.684(22位),防御率3.27(3位)


TDLも過ぎ、まぁこっから蹂躙されるのを眺めるだけだと思いきやなんと!!!

カブスファンすら目を疑う、あのカージナルスやレイズよりも良かったのか、これはCを間違えてレッズなのでは等々色々な疑念が渦巻く結果となりましたが。いくつか理由はあるんですよね
一つ目は休ませておいたストローマンとスマイリーの復活
ストローマンは後半戦は防御率2.74でコンテンダー相手にも一歩も引かず本職Twitter芸人の傍ら副業をしっかりと熟し、スマイリーも8月から9月途中まで2点台前半と安定した投球でチームを支えお笑い試合を少なくしてくれました
二つ目は新戦力(?)の台頭
前半まで使えど炎上していた投手陣に新たにサンプソン(マイナー契約)、ウェズネスキ(エフロスとのトレード)、アサッド(どこからともなく)が加わり彼らの安定した投球でまたも大崩れの試合が減りました
これらに最後は離脱したもののものすごく安定感が増したスティール、投げたらいい投球はする(いつもいるとは言っていない)マイリーもいたことで後半戦の先発防御率は2.89アストロズ、ドジャースに次いで3位と驚異的な躍進を遂げました。全体でも3.27で3位と前半戦とは別人のようなチームとなりました(尤も後半戦はそこまで強豪とは当たっていないのは内緒)
打線はハタラケクソっぷりでしたが鈴木誠也がHRこそそこまで出ないながらしっかりチャンスメイクに徹するMLBスタイルを獲得して9月は.321と大暴れ、何故か残留したハップや時たまウィズダムが還すというお決まりのパターンで援護、モレルも下位打線でちゃっかり打点を挙げるなど結構な物足りなさは拭えないものの勝ち星は拾いいつの間にか後半戦は貯金Finish,7年間の不良債権ヘイワードも今季でFinishといわゆる来季への望みを繋ぐシーズンと呼ぶくらいには持ち直したのだった、、、
唯一心残りなのはドベ7から脱却したことでドラフトの指名順位が大幅に遅くなったこと、しかしいつも1巡目に自他球団すべてを驚かすルンバ指名ばっかするから関係ないとまた前を向くのであった
改めて振り返ると、閻魔大王も慈悲を向けるレベルの前半戦をなんでずっと見れてたんだろうか、いやこれ見てないわ、でも赦してよ、、、


次回予告、中編:投打の立役者


続いては個人的に頑張ってくれた選手を投打で3人ずつ紹介したいと思います!もちろんカブスには二刀流なんていないので計6人、誰が選ばれたのでしょうか。もう疲れた、そして次回は来るのか、また逢う日まで、、、

引用元:mlb.com、fangraphs.combaseballsavant.mlb.com

フェグリー