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1.臓器とそれを覆う上皮の組み合わせで正しいものはどれですか.難易度:★☆☆

第53回 婦人科 1番

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裏回答

B⇒○単層円柱上皮(粘膜上皮)

C⇒○単層円柱上皮(粘膜上皮)

D⇒○重層扁平上皮


解説

はじめに、子宮腟部と子宮峡部の上皮について解説します。

子宮腟部は重層扁平上皮、子宮峡部は単層円柱上皮で覆われています。そして、その境界にあるのが、扁平円柱上皮境界(通称SCJ)という部分で、予備細胞の上に扁平上皮が乗っかったような部分を指します。

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また、扁平上皮は下から、傍基底細胞、中層細胞、表層細胞と分けられ、単層円柱上皮は粘液を含む偏在核の淡い細胞が特徴的です。


次に子宮内膜(体部)について解説します。

内膜は性周期によって出現する細胞が変化します。

それはエストロゲンプロゲステロンという2つのホルモンの影響です。

その結果、月経期では、内膜が剥がれてエクソダスがみえたり、増殖期ではらせん動脈や機能層の増殖、肥厚がみえたり、分泌期では、蜂の巣状の分泌物を豊富に含む細胞がみえたりします。

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最後に選択肢Aの卵管についてです。

卵管は卵子を卵巣から子宮に運ぶ重大な役割があります。

そのため線毛が必要なのです。

ちなみに、卵巣は単層円柱上皮~立方上皮なので、ついでに覚えておくとよいかもしれません。

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