ヒートショックに気をつけよう

やくそうでございます。
今回は、冬の家庭で起こる事故についてその対策を紹介します。

ヒートショックとは


 急激な温度差に血圧が大きく変動し(寒いところで上がり、温かいところで下がる)、心臓の機能がついていけず不整脈や失神、失神からの打撲、心筋梗塞、脳梗塞、脳出血につながる健康被害をヒートショックと呼びます。
年間19000人が亡くなっています。年間の死亡者数の1%以上です。決して少なくありません。
上記リンク先にどんな状態7日についての解説は記載されています。

注意を要する人


高齢者(65歳以上)
心臓の病気(不整脈、心不全)や高血圧、脂質異常症の人

ヒートショックを起こしやすい場所


浴室、脱衣場
トイレ
外の物干し台
外の物干し台を上げた根拠はこちらのツイートです。

脱水の症状


個人でできる対策


1.寒いところから帰ってすぐに入浴しない
2.トイレの近くに寝床を構える
3.飲酒後の入浴は避ける
4.水分摂取をしっかり(特に入浴前後) 
5.便秘にならないような食生活、運動習慣を送る
6.寒くならない夕食前に入浴する
7.家に一人でいるときは入浴しない(独居の場合は公衆浴場の利用も考慮:風呂の掃除もしなくて良くなり、転倒リスクも下がります)
8.風呂の温度は41度以下
9.浴槽にいきなり浸からない、十分にかかり湯をする。その場合は足から順番に温める
10.浴槽に浸かる場合も胸まで浸からない
11.長湯は避ける(10分以内) 眠くなった場合はそれは気絶
12.食後すぐに入浴しない(血圧が下がっているため)
13.お湯はりはシャワーから浴槽にお湯を流し浴室内を温める
14.入浴前に浴槽の蓋を開け、浴室内を温める
15.洗濯物を干すときはコートや温かい上着を着る
16.洗濯物を夜外に干さない

ヒートショック予防に有効な設備

浴室暖房・乾燥機(20-30万円以上普通にかかります)
 浴室を温める、洗濯物を乾かす両方に使えます。
 ガス代が跳ね上がるので注意
洗濯乾燥機(10万円ぐらいはかかります)
 規定量以上に洗濯物を入れないこと
 シワだらけになったり、乾燥しないことがあります
 服によっては他の服と絡み合うことがあります
人感センサー付きセラミックヒーター(5000円から)

トイレにも置けます。脱臭機能があるものが更に良いです。

https://www.yodobashi.com/product/100000001006483931/

 ここまで書きましたが、やくそう酒も飲まないのに、入浴が遅れて風呂で寝てしまうことがあります。よく家族に起こされます。子供の頃からこの調子だったので、長湯禁止令が出ております。

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