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“今”を生きることよりも。

成功する人間というのは、決して過去に生きたり、未来に生きたりしているのではない。今日1日を成功するに足る人間として、精一杯生きているのだよ。
『賢者の書』より引用

“今”を生きることの大切さはわかっていたつもりだった。

でも僕はまだ実行できていなかったことに気が付かせてくれた。


noteを毎日書くと決めて、30日を達成したのが1週間前。

そのちょうど次の日。

研究室の実験で次どうするかを考えるべく、調べ物をして1日が終わり、継続していた毎日noteもそこで途絶えた。


「noteを書かなければ…」とは思いつつも、一日中パソコンに表示される英語をただひたすら読む1週間を過ごした。

目がショボショボ。家に帰っても、文章を書こうという気が起きなかった。


「“今“を生きろ」という、今ではありふれている言葉について。

「今やるべきことに全力を尽くせ」っていうのはわかっているつもりだったが、

“今“やるべきことがたくさんありすぎて、すべてを全力でやることなんて無理で、すべてを一旦忘れたくなってしまう。

毎日noteの継続をできなかったのもそのせいだ。


将来のためにnoteで文章を書く練習をしなければならない。
研究の論文の調査もしなければいけない。
卒業までに友達とたくさん遊んでおきたい。
本も読まなきゃ。
国試勉強もしなきゃ。

そうやって、今やるべきことと、将来に向けてやるべきことが、自分のできる範囲から溢れてパンクしてしまう。

完璧主義で燃え尽き症候群の典型的な例。


でも、冒頭に引用した文章で、「今日1日を成功する」という言葉で考え方が変わった。


いつも予定のない休日は5度寝くらいして、10時くらいにスマホを30分くらいボケーッと眺めて、腹が減ってから活動し始める。今日もそうだった。

そうして夜になって「あれ、もう夜か。もっと休日満喫しなくちゃ」と思って夜更かしモードに移行する。

そんな日も“今”を生きているつもりだった。

“朝の今“ 眠たいし、睡眠負債が溜まっているからたっぷり眠る。
“夜の今” 眠くはないから、夜更かししてやりたいことをやろう。


でもそうじゃない。


将来に向けて勉強したり、noteを書いたり、好きなことをして息抜きをしたり。

どれか1つだけをやってるだけではダメで、バランスよく、1日の中でやりたいこととやるべきことを両立させる

そうして、眠るとき「あー。今日はやることやってスッキリした。満足だ」っていって布団をかぶり、気絶したように眠りに入る。

過去を振り返っても、そんな日が充実した濃い1日だったような気がする。

そんな毎日を送っていきたい。


よく「明日死ぬと思って、今日を生きろ」なんていうけれど。

その言葉の本質に気がつけただけでも、今日はいい日だったのかな。


今を生きるというよりも、「今日を満足できる1日にする」の方が、僕にとってはわかりやすくていい。


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