PharmaXエンジニアチームのバリューを全社バリューとは別に定義する意味とは
こんにちは!
PharmaXエンジニアリング責任者の上野(@ueeeeniki)です!
PharmaXでは、全社のバリューとは別にエンジニアチーム独自のバリューを定義しています。
本日は、なぜ全社バリューとは別にチームとしてのバリューを定義する必要があるのか?どのように定義したのか?実際定義してみてどうだったのか?などについて解説したいと思います!!
全社のバリューは定義しているが、チームごとのバリューまでは定義しておらず、どうしようか悩んでいる経営層の方の参考になればうれしいです。
全社ミッション・バリュー
まずは、全社のミッション・バリューを説明します。
PharmaX全社のミッションは、
「Design the world's most people-centerd helthcare experience.」
日本語では、
「世界で最も患者/生活者主体の医療体験を創造する」
です。
全社のバリューは、
・歴史を拓く
・九転十起を貫く
・智を創発する
・仁を尽くす
で、それぞれに行動指針が紐付いています。
やるからには歴史を拓くぐらい大きなことを志そう。
九転十起の精神で何度転んでも立ち上がろう。
いろんな専門家の叡智をぶつけ合って智を創発しよう。
背景の違うメンバーが集っているからこそ相手の立場に立って仁を尽くして考えよう。
ということです。
エンジニアチーム独自のミッション・バリュー
そして、こちらがエンジニアチーム独自のミッション・バリューです。
世界で最も患者/生活者主体の医療体験を実現するために、技術的にはなめらかな医療体験を実現することにコミットしよう。
そのために、技術的な理想を追求し続けよう。
ということです。
3つのバリューは、4つの全社バリューを紐付ける形で定義しています。
エゴから発展させよ:歴史を拓くためには、自分がやりたいことにもこだわり、みんなを巻き込みながら事業・組織に良い影響を与えていこう
技術で技術を呼べ:組織外の智識を取り込んで智を創発するため、まずは自分たちが積極的に技術的な智識を発信しよう
隣人を成功させよ:チームメンバー全員が九転十起を貫くため、仁を尽くして周りのメンバーの人生・キャリアの成功を支えよう
という想いを込めています。
全社のバリューと行動指針だけでは、エンジニアとして何をすべきか?が分かりづらいので、よりエンジニアとしてイメージしやすいようにしているというイメージです。
どのようにして決めたか
基本的な考え方としては、全社のバリューをエンジニア向けにブレークダウンして、より行動しやすくしたというイメージです。
ただ、全社のバリューに加えてさらに4つのバリューを追加するのは多すぎて覚えられないという実感があったため、3つのバリューにしました。
エンジニアチーム全員が集まった合宿で、みんなで議論して決めました。
どのような効果があったか
実際どのような効果があったかについてですが、かなりいい効果が見られたと思います。
まず前提として、PharmaXのエンジニアチームは事業としての目標だけではなく、エンジニアチームの総合力を向上させるための目標も掲げています。
具体的には、この記事執筆のような広報活動や勉強会文化を浸透させるための取り組みなどです。
PharmaXでは、エンジニアチームとしての活動にも業務の1〜2割程度を充てることというルール(あくまで努力目標)を設定しています。
詳しくは別記事で解説しますが、このエンジニアチームの目標と3つのバリューを紐付ける形で管理することで、覚えやすく行動しやすくなっています。
例えば「技術広報=技術で技術を呼べ」というようなイメージです。
まとめ
今回は、PharmaXのエンジニアチームが独自に定義しているミッションとバリューについてシェアしました。
なぜ全社のバリューとは別にエンジニアチーム独自のバリューを設定するのか?どのようにして決めたのか?どのような効果があったのか?について解説しました。
実際に定義してみてよかったなと実感しているので、ぜひ参考にしていただけると幸いです。
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