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企業研究 中外製薬

企業研究

中外製薬 株式会社


創業1904年、旧日本ロシュがロシュ社製品をカール・ロデ社を通じ日本に輸入する。1924年、上野十藏が中外新薬商会創業(旧中外製薬)が創業。ドイツの製薬会社ゲーヘ社の輸入代理業を営む。2001年12月、旧中外製薬はロシュと戦略的アライアンスを締結。ロシュは旧中外製薬の中外製薬の発行済株式総数の過半数を保有し、ロシュ社の傘下になる。一般的な、社名や代表者の変更はなく、上場の維持や経営の自主性については合意している。

製品ラインナップにロシュ製品が加わることによって、国内がん領域で売上トップシェアを維持。

ロシュ社からの導入品の国内での独占販売、自社製品のロシュ社のネットワークを通じてのグローバル展開などが強みになっている。


【 業 績 】

2021年12月期(単位:%)

売上収益 9,998 億円(対前年同期比 27.1)
営業利益 4,341 億円(同 41.0)
当期利益 3,115 億円(同 42.0)

2022年12月期通期業績予想(単位:%)
売上収益 11500 億円(同15.0)
営業利益 4219 億円(同 40.1)
当期利益 3125 億円(同 41.0)


●ポイント

・売上収益、Core営業利益とも5期連続で過去最高
・研究開発では、中分子医薬品の初プロジェクトLUNA18の臨床試験入りを達成
・2021年度期末配当予定額は46円(年間配当は76円)
・2022年度業績見通しは売上収益1兆1500億円(同15%)、Core営業利益4400億円(同1.4)を見込む。


<主なパイプライン>


研究開発も順調に進展



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