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【疾患レファレンス】HR陽性HER2陰性の転移性乳がん

【HR陽性HER2陰性の転移性乳がん】

ホルモン受容体陽性/ヒト上皮成長因子受容体2陰性(HR+/HER2-)乳がんは、乳がんの中で最も多いタイプ。全新規症例の約70%を占め、毎年、世界中で40万人近くが新たに診断される。早期乳がんのほぼ3例のうち1例の患者が最終的に転移性となる。HR陽性HER2陰性の転移性乳がん患者の5年相対生存率は30%になる。HR陽性HER2陰性の転移性乳がん患者は、内分泌療法に耐性を示すようになるため、主な治療選択肢は単剤化学療法に限定される。単剤化学療法を受けた患者の予後は依然として良好ではない。

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