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【子育てママ✖︎薬剤師】忙しい子育て世代だからこそ知っておきたい時短!お悩み解決!薬局利用法

普段、何気なく利用されている薬局。実はコンビニよりも数が多いってご存知ですか?そんな薬局ですが、薬局や薬剤師さんのお仕事の内容についてはまだまだ知られていないことがたくさんあります。今回、全国で400店舗以上の薬局を展開する「なの花薬局」で働く3名の薬剤師さんたちと子育て中のママさんに参加いただき対談を行いました。子育て中の忙しいママさんたちからの率直な質問から、薬局をより便利に活用してもらえるヒントをもらいました。

■対談出演者 
<薬剤師>
・なの花薬局辻堂店    平林さん
・なの花薬局千歳台店   郷原さん
・なの花薬局座間店    木村さん
<ママ>
・田島さん 3才のママ
・梶原さん 3才と2才のママ

(左上)郷原さん(真中)田島さん(右上)平林さん
(左下)木村さん(右下)梶原さん

今は薬局でもLINEが便利!オンラインで服薬指導や相談も。

ー普段の薬局のご利用について教えてください。

田島さん:子供の体調不良や検診で利用することが多いです。
子供がいるので、お薬を待っている間は、あやしながら過ごしたり、本を読ませたり。キッズルームがある薬局はとても助かります。
 
薬剤師 郷原さん:一度処方箋を受け付けたあとお子さんを外で遊ばせるなど、ママさんたちが工夫していることが多いですよね。
 
薬剤師 木村さん:今は処方箋を事前に送信できたり、最近では、オンライン服薬指導※1というサービスもありますのでそういったサービスを便利に活用してもらえるといいかもしれません。オンライン服薬指導は、その場でお薬をお待ちいただくのではなくて、処方箋だけ送信していただいた後、指定の日程にオンライン上でお薬の説明をし、配送でお薬を受け取ることができるサービスなんです。
 
梶原さん:今はそんなこともできるんですね?知らなかったです。
病院での待ち時間の後にまた薬局でも待って・・・となるのは子供もグズっちゃって大変なのと、子供達が利用する場合は皮膚科が多く、急ぎでもらう薬ではないのでオンラインで完結できるとすごく助かります。

※1オンライン服薬指導とは
薬剤師が患者さんに対しお薬の飲み方や効能、副作用などについて正確な情報提供をおこなうことを「服薬指導」といい、薬剤師の業務として義務付けられているものです。その服薬指導を、薬局へ足を運ばずにビデオ通話機能を利用して、薬剤師から処方薬の説明を受ける事ができ、お薬も配送等で受け取ることができるサービスを「オンライン服薬指導」といいます。
感染が心配な方や様々な理由から外出が困難な方にとって便利なサービスです。

お子さんをお持ちの方なら不安になるお薬のこと。ちょっとした疑問。

ーこの機会にお薬のことや薬局のこと、薬剤師さんに聞いてみたいことはありますか。
 
梶原さん:体調や症状など、病院で話したことを薬局でも聞かれるのはなぜでしょうか?
 
薬剤師 平林さん:薬局は医療機関からの処方を受けてお薬を作るので、処方箋の内容で大体の状況を把握することはできるのですが、"実際の症状にあったお薬なのか"患者さんの身体に入ることなので再度確認をさせて頂いています。
 
梶原さん:そんな背景があったんですね!知りませんでした、ありがとうございます。

田島さん:子供に飲ませるお薬は牛乳などに混ぜても効果は落ちないですか?
 
薬剤師 郷原さん:中には効果が落ちるお薬もありますが、お子様用のお薬で効果が落ちるものはないので安心してください。"お薬の味が混ざっちゃって牛乳が嫌いになる”なんてことがなければ続けて頂いていいと思いますよ。
 
田島さん:ありがとうございます。牛乳は好きそうなのでこのまま飲ませてみます。

梶原さん:いつもジェネリックを選んでしまいますが、先発医薬品と比較して効果が高いのはどちらでしょうか。
 
薬剤師 木村さん:有効成分は同一量含んでいるので同じだと捉えて頂いて問題ないです。ただ、人によっては先発医薬品の方が効き目を感じる、など個人差があるお話は耳にしたりするので、少し心配だなと思うのであれば必ずしもジェネリックを選択せずご希望のものを選択していいと思いますよ。
 
梶原さん:そうなんですね、少し検討してみようと思います。

田島さん:飲み薬や塗り薬は使用期限が切れたものを飲んでも問題ないんでしょうか?
 
薬剤師 平林さん:もちろん期限内に飲み切ることが大切ですが、うっかり切れてしまうこともありますよね。ほとんどのお薬は飲んでしまっても害はないので安心してください。ただ、切れてしまっているお薬は効果が落ちています。なので期限に気づいたら捨てて頂いて、新しいお薬の購入をおすすめしています。そういう不安な場合も薬剤師にぜひ相談してください。
 
田島さん:聞けて良かったです。ありがとうございます。


LINEでいつでも相談できる安心感。かかりつけの薬局があると便利。

―さきほどのお話からも、やっぱり病気やお薬のことって気になること多いですよね。薬剤師さんに実際に相談してみようと思ったことはありますか?
 
田島さん:薬剤師さんに気軽に聞けたら安心だとは思うんですけど、他に待っている方もいたりで遠慮してしまうのが本音です・・・
 
薬剤師 平林さん:さらに、具合の悪いお子さんを連れて長時間の病院や薬局のあとではすぐに帰りたいのが本音ですよね・・・
なの花薬局では「つながる薬局」※2サービスを採用しています。「つながる薬局」なら、LINEで患者さんとのやり取りができるので、後ろで待たれている方を気にせず、具合の悪いお子さんを待たせることもないのでそういったママさん達にも便利にご利用いただけるのでおススメです。
 
薬剤師 木村さん:他の薬局でもらったお薬とか、その日にもらったお薬のことじゃなくても気軽に聞いていいんですよ。忙しくて病院にすら行けない場合もあると思います。そんな時例えば「市販のお薬で代用できないですか?」「手持ちで持ってるお薬でも効きますか?」など、お電話では聞きにくい内容もLINEでは気軽に質問をいただくことも多いです。
 また、「かかりつけ薬剤師」をぜひ決めて利用してみてください。「かかりつけ薬剤師」とは1人の薬剤師がその患者さんのお薬情報を全て把握して管理するサービスなのですが、かかりつけ薬局を1つにすることで、他でもらってるお薬の重複を防げたりするので、安全に治療を進めることができますよ。

田島さん:かかりつけの薬剤師さんが今までいなかったのですが、今日みたいに色々と伺えることで息子の薬歴や管理ができるのは安心です。LINEで気軽にアドバイスをもらえるのもすごくいいと思いました!さっそく、利用してみます!

※2つながる薬局とは
薬局への処方箋送信からお薬手帳、お薬に関する相談など、LINEひとつで薬局利用に関するお悩みやお困りごとを解決するサービスです。
つながる薬局WEBサイト


これからの薬局。マイナンバーカード利用で便利に。

今回の対談を経ていかがでしたか?

梶原さん:私の場合は急病で病院に行くことより、時間に余裕のある利用が多いので、オンラインでの説明や配送が使えるのはすごく便利で、これから利用させていただこうと思いました。ところで、マイナンバーカードが使える薬局が増えていると思うんですが、保険証との違いが気になっています。最後にうかがってもいいですか?

薬剤師 郷原さん:薬局側は保険証の情報+マイナンバーカードの情報を1度で知ることができるので、小さいことですが、最初に書いてもらうアンケートに住所を記入する手間が省けるなど、お子さんがいるママさん達に便利ですよ!その他にもこんなに多くのメリットも・・・!

・就職・転職・引っ越しをしても健康保険証としてずっと使える
・マイナポータルで特定健診情報や薬剤情報・医療費が確認できる
確定申告の医療費控除がマイナポータルでスムーズに利用できる

田島さん:知らなかったです!すごく便利ですね。次回からマイナンバーカードを出そうって今思いました!今回のお話をきいて、薬局に行くにも都度支度をするのも大変だったので、LINEだったりオンラインで薬局が利用できるのはとても有難いなと思いました。

梶原さん・田島さん:
日頃聞けなかった疑問や質問も伺うことができて、とても良い時間でした。
どうもありがとうございました!

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