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メディカルハーブ勉強ノート①エキナセア

初めまして。桜花です。
調剤薬局で薬剤師をしています。
昨年末に
メディカルハーブセラピスト
メディカルアロマインストラクターの資格を取りまして
まだどうやってこの資格を使って行くかは決めてないのですが
とりあえず、知識の整理に、noteに記事を更新していこうと思います。
ただただ、私の頭の中を文字にしているので
学術的にアレな場合がございます。ご了承ください。
ウソは書かないけど、中の人もお勉強しながら書いてるので…

これから勉強する方や
興味あるけど難しくない…?
と思っている方の何かのきっかけになれば幸いです。

自分、薬飲んでるけど、ハーブティーのこと医者や薬剤師に話してないや!という方
ぜひ、専門家に伝えてください。

ハーブやアロマは薬じゃないけど
立派な薬理作用を持っています。
安全に使って、健康的な生活を目指しましょう!

別名パープルコーンフラワー

…けど、私の目にはいつもこの花、ピンクに見えるんだけど…(余計な事言わない!)

さて、今日はエキナセアについて。
なんで初回、これを選んだかと言うと
コロナ禍のせいか、巷のスーパーでも取り扱うくらい、一般的になってきたから。

もともと風邪を繰り返す方に向けて
この時期注目されてきたようです。
一般的になってきたところで
このような注意事項、ご存知ですか?

・キク科の多年草です⇒ 菊アレルギーの方注意
・連続使用は避ける⇒2週間を目安にお休みを取る
・多量を飲むと、吐き気、めまいを起こすことがある

なんか、過ぎたるは及ばざるが如し、の代表例みたいなハーブだなぁ…(´-д-)-3
しかし、なんで、休みが必要なんだろう…?
テキスト読んでも、ネットで調べても
何故?の部分は載っていない。
うーん。学生時代、薬理と毒性学が好きだっから
理屈の部分が気になっちゃうんだよなぁ…。これは調べなきゃ行けない、宿題。
主成分から何か分かるだろうか?

エキナコシド(ポリフェノールの一種)
シナリン系多糖類(ヘテログリカンなど)

ヘテログリカン…なんか聞いた事あるけど、はて?(不良薬剤師)
ハーブや漢方、生薬はどれもそうだけど
この成分が、これに効く!みたいな研究は
しきれてないみたい。
試験管で再現できないことは沢山ある。
これが西洋医学との違いで
自然の魅力なのかもしれない。

免疫力を高めるハーブ

マウスの実験では
マクロファージの増加
血中リンパ球増加、顆粒球移動促進
サイトカイン生産促進
が見られたらしい。
…へえ、インフルエンザAへの効果も、この時点で見られてたのか。

いくら根拠があっても
薬以外は〇〇に効きます!は言ってはいけないからなぁ。
ハーブ使う時に、気をつけなきゃならないのはこれ。

主な作用をまとめると
免疫部活
抗菌作用、抗ウィルス作用
消炎作用

風邪、インフルエンザ、尿道炎他
治りにくい傷にも外用で用いるようだ。
…もしや、ニキビ予防に使えるかしら?

特定のウイルス対策に疑問はあるものの
冬は、風邪、インフルエンザにノロ
喉の乾燥、花粉症への備えと、何かと免疫力に気を使う季節。
注目して良いハーブかもしれない。

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