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ソコタノ日記:黄斑円孔の手術を受けて その5  2月1日の診断では

退職後の新しい生活をそこそこ楽しむ「ソコタノ日記」です。これは、その特別編。黄斑円孔の手術を受けた話です。

2021年暮れに、右眼が黄斑円孔という病気になりました。網膜に穴が空いて視野の中央が見えなくなり、その周りも歪んで見えるようになりました。手術を受けないと悪化するとのこと。そのため1月17日に手術を受けました。
せっかくなので、同じ病気になった人に参考になればと思って、自分の記録や記憶をもとにその様子を記していきます。 なお、私には十分な医療の知識がありませんので、勘違いや記憶違いもあるかもしれません。そのあたりは、ご了承の上、読んでいただければと思います。


これまでの経緯は、以下の記事に記しました。

2月1日の診断では

1月17日に、右眼球の液を抜いてガスを入れるという手術を受けた後、黄斑円孔の穴はうまくうまりました。そして、日を追うごとに眼球内に液が満たされていき、それにともなって視野も元通りになってきました。
術後5回めの診察日になる2月1日には、視野は完全に回復していました。
眼科医では、例によって、視力を測り、瞳孔を開く目薬をさしてもらい眼球内の写真を撮りました。
眼科医の診断は次のようなものでした。

  • 眼球の中に液がいっぱいになり元の状態と同じになった。

  • (まだいくつもの黒い粒が浮いて見えることについて)黒い粒は問題がない。いずれ消える。

  • 2週間後に診察、それがよければ地元の眼科へ。

  • (3つ指している目薬について)2つ目の薬は終わったらそれでよい。

つまり順調に回復しているということでした。
2週間開けて次の受診で問題がなければ地元の眼科で今後は診てもらえばじゅうぶんであるということのようです。

視力はどうか?

視力についてですが、完全に元通りということではありません。黄斑円孔になってもっとも困るのが、視界の中心部分が見えなくなり、その周りも歪んで見えるということです。それがよくわかるのは、方眼用紙を見るときです。見ようと思っている縦と横の線が交差する点が消えてしまうのです。さらに、その周りの直線も曲がって見えてしまいます。不便極まりないわけです。
手術を受けることによって網膜を支える壁の部分の穴は埋まりました。ただ、網膜の穴の回復は人によってちがうとのこと。私の場合はどうかというと、以前よりは見えるようになりました。方眼用紙を見ても、縦横線の交点を見ることができます。また、歪んで見える度合いもわずかになりました。ただ、やはり視界中心部の近くに見えない部分と歪んでいる部分が残っています。
ネットで検索してみると、回復に1年位かかることもあるようですので、あまり焦らないほうがいいか? と考えています。

前よりは見えるようになったからそれで100点と考える。

手術を受ける前は、たとえ右眼が見えなくなってもまだ左眼がある大丈夫! と考えていました。今も同様に考えることにします。まだ見えない部分はあるけれど、前よりはずっとよく見えるようになったのだから、それで満足。放っておいたら視力を失うところだったので、100点満点だと考えています。これから先、もっとよく見えるようになったら、それは、ボーナスポイントをもらったようなものです。得した気分になるって考えたほうがいいのだと思っています。

左眼に感謝!

この記事に次のようなことを書きました。

今回の件で学んだのはものは考えようだということです。
確かに眼の病気で手術するってのは大きなことなのだろうけど、全てがマイナスってわけじゃない。
死ぬこと以外は全部かすり傷」って言葉もある。仮に右眼を失ってもまだ左眼がある。死ぬわけじゃない。

このように考えられたのも、まだ左眼が残っているからです。私は、利き目が右ですから、右眼が使えないときずいぶん不便に感じました。それでも、その間、左眼によって生活そのものを送ることができました。左眼大活躍! って感じです。眼科医によると、左眼は右眼のように黄斑円孔をわずらう恐れがなさそうです。もうそれだけで「左眼偉い」って思います。
次の受診はあと10日くらい先になりますが、その間も見えにくい右眼の分を左眼に助けてもらうことになると思います。左眼には大感謝です。

ご注意……上記の話に出てくる医療関係のことは、私の主観で記述しているものであって、もしかしたら聞き間違いとか勘違いとかもあるのかもしれません。そういうつもりで受け取ってくださいね。餅は餅屋、医療のことは、お医者さんにちゃんと聞いてください。

……たぶん続く。

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