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5月8日(月)~11日(木) だから日記を書く

5月8日(月)

女性に「カールの製造工場に一人で見学に行きたいですか?」とインタビューされて、「一人で行くのは寂しいから一緒に来てよ」と答えた。その人を追いかけて延々と走り続けた。そうしたら「書店にいます」とメッセージが来たので、辺りを見回して「阪急の淡路駅にいる」と答えた。という夢を見た。延々と走る夢を見るのは珍しい気がする。カールはうすあじが好きです。

家賃を振り込むのを忘れていて催促の手紙が来ていた。慌てて振り込む。いつもこういうのは忘れないほうなのだけど、先月はしばらく余裕がなくてばたばたしていたのかもしれない。人生だな。結局俺たちはインターネットをやっていくしかない。
何かが落ち着いたら特に用もなく京都に行きたい。何かはわからないけれど、今は落ち着いていないという感覚がある。何がなのか。

高妍『緑の歌』(上)(下)を読む。とてもよかった。泣きそうになってしまった。

台湾人の女の子が細野晴臣の音楽を聴いてすごく好きになって、日本に来たりする話。昨日ポポタムで作者の高さんが話しているのを聞いたのだけど、実体験がかなり元になっているそう。
細野晴臣がこんなにも好きで神様のように思う、というのを、日本人だとここまでストレートには描けないかも、と思った。日本人でももちろん細野さんが好きな人はたくさんいるんだけど、書くときにちょっとひねくれてしまいそうというか。「二周回っていいよね」とか、変にいろいろ文脈を気にしてしまったりとか。
お話自体も、ストレートな青春の不安ときらめきと喪失みたいな感じで、普段そういうストレートなのはあまり読まないのだけど、とても力があって涙ぐんでしまった。とても実力のある作者だと思う。ストレートなのもいいね……。


LINEマンガで最近は『クロコーチ』をずっと読んでいる。悪徳刑事がさらに悪いやつを追求していく話。三億円事件とか帝銀事件とか、昭和の闇みたいな事件と物語をリンクさせる、陰謀論的なやり方がとてもうまくて楽しめる。


ひとりでいるのが寂しいので、急に飲み会の計画ばかり立てている。
飲み会とかに誘うとき、この人はこういう誘い方をしたほうがいいか、この人はこの人がいても嫌じゃないだろうか、とか余計なことを考えすぎてしまって変に消耗するほうなのだけど。でも受け身で誘われるばかりじゃよくないな、と思ったのだ。

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