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近況:うっすら寒い

なんだかいろんな人に会う週だった。


昔いっしょにシェアハウスに住んでた平田くんがやっているシェアハウスに遊びに行った。
今ではすっかりシェアハウス界隈から遠ざかっているので、こういう雰囲気はひさしぶりだ。民家の一室によくわからない初対面の人間ばかりが集まって、おたがいを探りながらぼんやり話す。
昔はこういう感じで、住んでるだけで自動的にいろんな知り合いが増えていったな、と懐かしくなる。一人暮らしをしてからは、こういう知り合いの増え方はほとんどなくなった。かなり知り合いが増えにくくなったな。たまに飲み会やメシ会などがあって、そこで知り合いの知り合いに会うことはあるけど、そういうのってセッティングするのもわりと面倒だし、数は少ない。シェアハウスに住んでるときはそれが週4くらいであったのだ。貴重だな、と思う。
しかしまあ、ずっと住んでいると疲れるところはあるので、シェアハウスは外に住んでちょくちょく遊びに行くくらいがちょうどいいなと思う。


枡野さんとYouTubeで対談をした。だるい40代50代の生き方、みたいなテーマ。

枡野さんが44歳から始めた芸人活動の話が、夢中だった、青春のようだった、今でもソニーの芸人を見ると応援してしまう、など、キラキラした感じだったのがすごくよかった。9年前の錦鯉さんの話も面白かった。
終わったあと、吉田豪さんの『サブカル・スーパースター鬱伝』の枡野さんの項目を読み返したら、これは芸人活動を始める前のインタビューが載っていて、その時点ではネガティブで後ろ向きな感じがあって、変遷が感じられて面白かった。今現在の枡野さんは落ち着いていていい感じじゃないかと思った。


枡野さんに「phaさんはいつもだるいと言ってるけど自分から見るといろんなことをやっていて活動的に見えるし、基準が高いのでは?」と言われた。そう言われるとそうかもしれない。
自分では、普段はだるいことが多いけど、突発的に元気になるイメージだ。何か面白いことを見つけるとだるさが吹っ飛んで活動的になる。そのギンギンにアドレナリンが出ている状態がずっと続いてほしい、と思ってるのかも。そしてそれは偏ってるのかもしれない……。
YouTube、こんな感じでときどき更新していきたい。


近所の散髪屋に髪を切りに行ったけど、これは顔を覚えられてないな、という感じだった。もっと頻繁に行くべきか。そういうざっくりしたところが気軽でいい店でもあるのだけど。


ヒカリエにある渋谷〇〇書店、というシェア書店で棚をひとつ借りてみた。エリーツの本とか僕の本を売っています。

たまに店番もする予定。なんか最近、店番をすごくしてみたくなっている。シェアハウス的なものの代替かも。


ひさしぶりにエリーツのライブもやります。練習しないと。


最近渋谷に行く機会が増えたのだけど、妙に疲れるな、と思う。同じくらいの都会度の新宿はそんなに疲れないのに、渋谷はなぜこんなに疲れるんだろうか。坂が多くて複雑な構造というのはあるかも。あと、浮かれてる若者の比率が高い、というのもあるのだろうか。慣れるだろうか。


よくわからない打楽器をたくさん集めているバンドを見ると、こういうのやりたい、と思ってしまう。このアフリカの廃材を使ったバンドとか、

しりあがり寿さんや安齋肇さんがやっているOBANDOSとか。




『ライティングの哲学』を読んで千葉雅也さんに興味が出たので『オーバーヒート』も読んでみた。大阪を舞台にした私小説的な小説。面白い。そう思うのはいま千葉さんという人間に興味があるからかもしれないけど。こういう感じのものなら自分も書いてみたいかも、と思う小説だった(僕は小説をあまり読まないのでそう思うことはあまりない)。
なんか文体があるな、と思う。同じことを書いてもエッセイになるか小説になるかは文体次第なのだろう。

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