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お薬手帳の話題になるとムキになる

お薬手帳の啓発については、もう20年以上言い続けていて
言い続けているにもかかわらず、言ってる内容は進化せず堂々巡り
説明して、説明して、説明しても

お薬手帳の意義、必要性の理解が進んでいない

と指摘される
なぜなら持参率が100%では無いから

医療機関への持参率だけでなく、
救急搬送時や災害時のお薬手帳所持率が100%になるまで
終わりはない
と、いうのが前提条件

そう、
お薬手帳のゴールは所持、携帯率100%

100%になるまで啓発活動は終わらない
100%になっても続くだろう、維持し続けるために

なんでそんなにムキになって啓発し続けるのか?
それは

お薬手帳が無いことで命が失われた過去があるから

えっ⁈
それって特殊なケースでしょ、誰もがそうだってわけじゃないでしょうに

「おおげさな!」


そう突っ込まれると、容易には言い返せないが、誰もがその特殊なケースになりうる可能性がゼロではないので
やっぱり
「あなたの命を守るためにお薬手帳の携帯を!」
啓蒙し続けることになる。

「医者にかかったこと無い」
「健康診断でも問題無い」
「薬なんてのんでないし、のみたくもない」
そういう人も持っていて欲しい。
健康記録手帳としてのお薬手帳を
サプリメントや健康食品を愛用しているなら必須!
あなたが想像する以上にのみ合わせ相性の悪いものが多い
たまにのむ市販薬も重要な情報。
良く効く愛用の市販薬があればなおさら
合う合わないだけでなく、効いた効かなかったも重要な情報

医療従事者はお薬手帳に記載された情報を信頼し重視しているということを知って欲しい

例えば救急搬送時、お薬手帳で服用薬が確認できればそれはそのまま信用される。
災害時避難所で定期服用薬をお薬手帳で確認できれば継続服用できるようお薬を渡してもらえる。
これがね、本人や家族が正確な服用薬を言えたとしても、そこはお薬手帳ほど信頼されない。信用はされると思うけれど。

なんでお薬手帳が信用、信頼されているかというと
そこに薬の専門家である薬剤師の関与があるから。
お薬手帳に記載されている服用薬シール(今は大概シールを貼付してる)に
薬局名と所在地・薬剤師氏名が記載されている。
お薬を渡した薬剤師が「この記載は間違いありません」と責任をもって保証してる証
この薬剤師の保証が他の医療従事者からの信用と信頼の裏付けなる

薬剤師が責任もって服用薬を渡しお薬手帳に託すことで、直接関与できない救急時や災害時や他院受診時にも安全で安心な医療がスムーズに受けられる保証をしてる。
それが薬剤師の仕事
だからお薬手帳のことになるとムキになる


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