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闘う生き物を前に

人に読んでもらう記事でなく

自分のこの熱い感じを取りこぼしたくないから

言葉で残しておきたい

このTokyo期間はすごく色々な気持ち・人との出会い・自分自身との対話が溢れまくっている。今半分の折り返し地点なのに濃厚すぎて、私の人生の何かが変化しようとしている。

この記事ではRIZIN35を観戦して感じたことを書くね

今すごくすごくどっしりずっしりしたものを胸に抱えている。

あーーなんなんだろうこの感じ、

胸からみぞおちのあたりに落ちてくる
結構大きくて密度が高くて丸っこくてぬるいねん
見た目はやわい感じなのに触ると表面1センチより内部は固いの
とんでもなく固い、そしてその奥がどれくらいの大きさかわからない感じ


この体の中に生まれたものを一滴も取りこぼしたく無い、絶対に忘れたくない

濾過するだとか
質量を減らすことは簡単にできるんだけど
それをしてしまうとこの抱えている大事なものを大事に出来なくなってしまう。
体の中に留めておきたい
全てを体に留めておいて、そこから何かを生みたい
それから何かを創りたい

斎藤裕は敗北してしまった

あーーーー

1R、2R、3Rと色んな局面において意地をみた

斎藤選手の体の動きや表情に気持ちが滲み出てた

あのリアルさが

あの人間の全てだった

あれが本能に忠実な人間の表情

終わった後の、判定が下された後のあの顔も

私にあの表情が出来るだろうか


斉藤裕を初めて知った試合で彼は流血しながらもKOされず最後まで踏ん張った

絶対に引かない、粘り諦めない根性に惹かれたんだったって思い出した

今回の試合を見ていてそのことを思い出した


負けた、負けたけど

より見届けたくなったというか

格闘家斎藤裕の物語を追う

共に肩を並べて見届けるんだ

だからまたリングに帰ってきてほしい

また目一杯の拍手をさせて欲しい

ーーーーー

格闘技って選手はもちろん、観戦している人間もより本能的になっているというか、すごくシンプルな時間だった。余計なこねくりまわしとかない。

とんでもない数の人間が集まっているのに、空気がひとつになる瞬間があって最高だった。

シビサイ選手のko

高阪選手なんて驚愕鳥肌爆弾だった
心の中でやはり勝てないだろうと思ってしまっていたのでよりでかく感じた。
「あ、これが闘いのおもろいところなんだろうな」って。

浜崎選手と伊澤選手の試合もめっちゃおもろかったーーーーー
浜崎選手を応援していたんだけど、伊澤選手のどこまでも粘り出しまくる姿勢にめちゃ楽しませてもらった。

ボンサイ柔術が好きなのでサトシ選手の組技は流石やなあって

何手先も読み込んで技を仕掛ける

安心して試合を観戦することができた


国歌斉唱や選手引退の時間も、会場の全員と共に過ごしていることを再認識できた



あーーーー

また観戦しに行く

これは現地観戦で楽しむものや

次の斎藤裕戦、参戦します。






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