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まだ何も出来ていない、一時帰国をチャンスに

3月17日、僕は職場で任務中でした。突然の一時帰国の連絡がJICA全隊員に下されました。ここ数日で世界中にコロナウィルスが流行し、WHOもパンデミック宣言。そしてアメリカのボランティア団体のPEACE CORPも全ボランティアがアメリカに帰国という事で更にJICA隊員帰国の風潮は高まりました。

ここ数ヶ月の間、アジアで流行していたコロナウィルスの情報を気にして見ていましたが、まさかこのコスタリカにまで影響が出るとは思ってもいませんでした。今ではこのコスタリカでも緊急事態宣言が出ており、コスタリカの住民権、就労ビザが無い方の入国は拒否しており、毎日メディアではコロナウィルスについてのテレビ報道をしています。コスタリカではマスクが売っておらず、未だにマスクをしている人は全くいません。さらに街の売店に売っていた消毒液は買い占められています。

さらに自粛モードに入っている為、レストランやBARもやっていない所が多く、昨日、最後にみんなと飲みに行こうと思いましたが断念しました。この自粛モードは今後の経済にかなり影響してくると思います。僕は個人的にコロナウィルスよりも経済活動の停滞による社会的混乱を懸念しています。所得の低い方々など生活することが経済的に困難になった方の暴動などが起こる可能性が本当に高いと思います。

いろんなネットなどでの憶測の情報に振り回される可能性があります。コスタリカでも既にデマ情報が出ています。何を信じて行けばいいのか分からなくなり、疑心暗鬼になる事が懸念されます。そんな中、今、中南米やヨーロッパなどではアジア人に対しての誹謗中傷が横行しています。そんな中での一時帰国決定は賢明な判断だと思います。

まだ僕が働いているオロティナ市で何も出来ていません。学校での環境教育や日本語教室など多くの予定していた行事が無くなってしまい残念でしたが、今回の帰国をいい機会に自分に足りなかった部分を日本で磨いてきたいと思います。

コスタリカに来る前に買い溜めしていた日本食を実家に置いたままなので、それを今回コスタリカに全部持って来たいです。コスタリカに海外輸送便で送るとかなり税関で関税をかけられるので、手持ちで持って行ければ関税は掛からないのでこんなチャンスを逃すわけにはいきません。

そして日本でDELEの教材を手に入れ、スペイン語の勉強に磨きをかけます。DELEとは国際的に有名な非スペイン語圏の人達が受ける事のできるスペイン語検定です。中々、集中して勉強出来ていなかったのでこの機会にやっておきたいです。

そして始めたばかりのYOUTUBEも頑張って上げて行きたいと思います。YOUTUBEは本当に編集が大変で心折れそうになりますが、さらにYOUTUBEのクオリティーを上げてもっといい動画を上げれるように日々頑張って行きたいです。

更なるパワーアップをしてまたこのコスタリカに帰ってこれるように頑張って行きます。

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