【準優勝】リザードンHR争奪戦参加レポート
リザードンHR争奪戦に参加し、結果準優勝、リザードンSRを取得できたのでそのレポートです。参加前にかなり練習したので、ログを残したいという気持ちもあります。
会場はポケモンセンター池袋です
パック開封 / デッキ構築
パック開封はかなり緊張しました。ここの運はかなりでかいです笑
実は、個人的にはVポケモンの種類も大事だが、それよりもトレーナーズのサポートや、システムのポケモン(ダンバル、ケララッパライン)の数が重要だなと考えていました。どのV/VMaxポケモンも固有の強さを持っており、デッキを安定させるカードが多く出ることを期待していました。
結果は....
・Vはトゲキッスザルード。世間的には最高評価のVの組み合わせの1つ
・ジムトレーナー+サポート4、スーパーボール1、メダル無しはいい方
・ダンバル1、ケララッパライン1-1は渋め
・SRやアメイジングなどは特になし。一緒に開けた子が2枚出してた(!)
Vへの拘りを捨てることによって物欲センサー対策をし、トゲキッスザルードを出せました笑。大満足ではないですが、85点くらいのパックだと思いました。
同時に、かなり迷うパックが出たなと感じました。死ぬほど練習した(2回目)のですが、ほぼ全ての構築で鋼を採用していました。個人的には、鋼入り3色で構築しても問題ないという結論を持っていたため、練習ではダンバル、マギアナ、ディアルガの中から2枚以上出ていたら大体鋼を採用していました。今回はダンバル1のみが出ているため、流石に鋼を切るしかありません。いつもはデッキを組むまでに5分もかけないのですが、今回は15分くらい考えてしまいました。。。。
このカード群の採用まではすぐに決定しました
入れるか迷ったカード群
デンチュララインですがおいうちショックはトゲキッスザルードの打点を補うカードとして、個人的な評価は低くはないです。しかし、デッキの中で4枚のスペースをうまく開けることができなかった、電気打点を増やす意味が薄いという点を考えて今回は不採用にしました。
残りの中からダダリンとマッギョを1枚ずつ採用しました。草打点と鋼打点を増やすことはメリットがありそうです。しかし、ツインがあると強い3エネポケモンを3体積んでしまうことによるバランスの悪さは感じていました(また個人的にはダダリン、マッギョの評価はそこそこという感じです。特にマッギョを即採用してる人を見るイメージですが、そこまでかな？と思っています)。最終的に3体積んだのはスタートを強いポケモンにしたかった(≒ツツケラスタートする確率を少しでも下げたかった)ことが理由です。この考えは結果論的には正解でした。
実際に作成したデッキ
完成したデッキに対してはこんな感じで考えていました
・ポプラ2、スーパーボール1でとにかくトゲキッスVMaxを出すデッキ
・トゲキッスザルードの火力を補うカードを入れることができなかった
・火力が低く、タイプ的にもハガネールが厳しい。ゼクロムでなんとか....
・対トゲキッス、セキタンザンは有利。これはデカイ
・対マホイップはまあまあ
・対電気は苦手。ポケモンいれかえがないのでゼクロムが厳しい
・逃げエネ多いポケモンが多いが、ポケモンいれかえがない
全対応は無理なので、苦手なポケモンが存在していることは気にしていませんでした(頭には入れます)。このプールでハガネール、デンリュウを対策するのは難しいですね。しかし、ポケモンいれかえがないことにはかなり頭を悩ませていました。
全体的には、トゲキッスセキタンザンに有利を取れそうなので、しっかり動くことができれば勝てると考えていました。
採用しなかったカード群
デッキ作成後残り10分くらいでひたすらデッキ回しをしていました。ダンバルなしのデッキを使うことが少なかったので、とにかく感覚を正しくしたかったです。回してみたところ、2ターン目にトゲキッスVMaxが出る確率は3, 40%くらいかなと感じました。そこそこの確率で立てることができたので安心しました。
予選リーグ
1戦目 ○(4-0) トゲキッスザルード先攻
自分はトゲキッススタートでした。初手にトゲキッスV+ポプラ、ダダリン。かなりいい感じですが、ポプラに全てがかかっています。
相手は種無しでマリガン、ダンバルスタート。草、鋼エネルギーを見ることができました。
1ターン目、こちら手貼りして終了です。相手は仲間を呼ぶでトゲキッス+ザルードを呼び出しました。ミラー！
2ターン目はポプラ.....2表!! トゲキッスVmaxとザルードを出すことができました。以降、相手の方はトゲキッスVmaxは持っていないようでこちらが有利な展開です。途中、自分も相手の方もかなりプレミをしました。本番の難しさを感じました。
まず、相手の方がエネルギーを手貼りしてしまい、エネルギーがなくなりそのターンのジャングルライズでトゲキッスを回復できず。その後、自分はジャングルライズを打つために草エネルギーが必要でしたが、前のターンに草エネルギーをダイグライドで持ってこないミス。持っていたジムトレーナーを使いましたが、草エネルギーを持ってくることができません。ダイグライドで持ってきていたポケモンキャッチャーを使います。。。表!!プレミを運で取り返しました。さらに最後、勝敗はほぼ決していましたが相手の方はジャングルライズではなくしばりつけるを使用すればサイドを取れるという状態でした。リーグ戦のため、取ったサイドの数も重要です。
相手のミスにも助けられ、4-0で勝利することができました。最高のスタートですが、内容は反省します
2戦目 ○(4-3) ハガネール+電気? 先攻
自分はザルードスタートでした。ベンチはダダリン。
相手の方は2回マリガン、マギアナスタート。種少なめの人が多いのかな？自分のデッキ構築に少し満足します。
2ターン目、最速でジャングルライズを打てましたが、ベンチは微妙。電気エネルギーを持っていましたが、ダダリンにつけるのは我慢します。相手の方はマギアナで引いたポプラから1表でハガネールを出してきます。キツイ....
3ターン目、ポプラを使いますが2裏.…ハガネールが出てくるのは嫌ですが、マギアナに逃げられたらもったいないので倒します。サイドとデッキになるべく触れ、対策カードを探します。ここでゼクロムを引けました。相手の方はハガネールにゴツゴツメットをつけてレイジングハンマーを打ってきます。
4ターン目、手札に十分な電気エネルギー、ゼクロム、モーモーチーズがあったので冷静に考えてハガネールを倒すプランを考えます。電気エネルギー残しておいてよかった。3回レイジングハンマーを打たても、モーモーチーズで回復すればジャングルライズ*2とワイルドショックで倒せます。麻痺に対するポケモンいれかえや相手のモーモーチーズもケアできているので、これがベストだと考え実行。しっかり倒せました。やっていることは算数ですが、冷静になって練習の成果を少し出せたと思います。
相手の方はゼクロムを裏で育てきりましたが、サイドレースではこちらが有利なのでそのまま勝利しました。ポケモンキャッチャーなど負け筋があったが、打たれず。
かなりいい人で、対戦後強かったと言ってもらえたので嬉しかったです。というかこの方に限らず、対戦相手の方は全員いい人でした。
この時点で2勝が自分しかおらず、次のゲームでサイドを3枚取れれば、予選突破が確定(多分)かなと考えていました。絶対に抜けたいので、そのことは頭に強く入れます
3戦目 ○(4-3) トゲキッスザルード 後攻
自分はゼラオラスタート。
相手はマリガン後ルギアスタート。草、鋼エネルギーを見ることができました。マリガンのおかげでこちらはツインエネルギーを引けました。
1ターン目、相手の方はルギアにエネルギーを貼って終了。自分はダダリンを出し、ツインをすぐつけます(相手の計算を狂わすことより、マリィケアを優先してます.....どっちがいいんだろう)。ひっかける20を打って、次にスペシャルアンカー120で倒すことを狙います。
2ターン目、相手の方はポケモンいれかえでダンバルを出し、トゲキッスとザルードを並べてきます。自分は草エネルギーをつけてダンバルを倒します。
以降、ダダリンと追加で引いたゼラオラ、トルネロスで目の前のポケモンを倒していくことを優先します。負けてもいいのでサイドを取ることを優先。相手は恐らく草エネ引けず、ザルードを温存。ゼラオラもいるのでトゲキッスも温存してきます。結果非Vで応戦してきたので、サイドを取る応酬になりました。サイドが残り1-2になったところで安心しました。
途中、自分がポプラ2表でしたが特に欲しいものがなかったのは残念でした。ポケモンキャッチャーで即勝ちになるルートがあったのですが、ポケモンキャッチャーはサイド落ちでした。
終盤、相手の方はトゲキッスVmaxを出してきていたので、自分はゼクロムを育てていましたが、相手のポケモンキャッチャーでエネルギーのついていないこちらのマッギョを出されてしまいます。ツツケラやラクライをすでに出してたので、マッギョ出しても変わらんかという気持ちで出していたマッギョを狙われてしまいました。プレミかもしれません。ポケモンいれかえがないことも響いています。。。
最終的にはこちらのケララッパでマッギョに1エネルギーつけることができ、逃げるターンを1ターン速め、ゼクロムでトゲキッスを攻撃できました。相手の方は最初にポケモンいれかえ使っていたので、返しの負け筋がほぼなかったのは良かったかなと思います。
実は相手の方は普段は遊戯王プレイヤーのようでした。ルール把握は怪しいとの自己申告だったのですが、プレイングは普通にうまく白熱しました！
3戦全て接戦でしたが、決勝トーナメントに行くことができ喜びました。試合内容的にも優勝を狙えそうなのでさらに集中します。
決勝トーナメント
準決勝 ○(4-2) セキタンザンハガネール 先攻
自分はダダリンスタート。ダダリン引きすぎですが、そんなに嬉しくないです。
相手は2回マリガン後、ダンバルスタート。草、闘、セキタンザンVMaxを見ることができました。
1ターン目、ツインエネルギーをダダリンにつけ、ベンチにゼクロムを出します。相手は長考後、ポケモンキャッチャーでゼクロム狙って…表。ツイン、ゼクロム出しちゃダメなのか？でもマリィされたら萎えるしなぁ。相手の方は3枚手札から種を並べます。ダンバルはそこまで働いていなそう。
以降、ダンバルとゼクロムの睨み合いで10ターン弱裏の育成をするターンになりました。
相手の方はセキタンザンVとドデカバシを育成、こっちはダダリン、トゲキッスVmax(ポプラ2表で持ってきた!)、ザルードを育成。相手の方はポプラ1表でセキタンザンVmaxではなくケララッパを選択(あとで聞いた)。エネルギーの育成を優先しないと勝てないという判断だったようですが、これが大きかったかもしれません。
ゼクロムにエネルギーを貼り、3エネ溜まったところでこちらから仕掛けました。普通に殴り合っても勝てるかなと思っていましたが、ポケモンキャッチャーでセキタンザンを釣り出せたので、ゼクロムを逃してダダリンでセキタンザンを倒してほぼ勝ちの状態になりました。ドデカバシ、ハガネールを出してきますが、サイドレースでは有利だったので冷静に倒して勝利しました。
この試合の反省点として、ドデカバシを倒した際にサイドをとり忘れてしまいました。幸いジャッジの方がずっとそばで見てくれていた上、1ターン後に取ることを認めてくれたのでサイドを取ることができましたが、本番の難しさをまた感じます。。。
決勝 ×(1-4) マホイップデンリュウ 後攻
こちらはトゲキッスラインが手札に来て大喜び。トゲキッススタートしました。しかし、この時点でちょっと冷静じゃなかったかも…
相手は1回マリガン。雷エネルギーが見えたので、嫌な予感がします。相手の方は種12くらい入れていたらしいですが、自分がマリガンさせる能力があるかもしれない。。。この日の運はかなり良かった。マッギョスタートで、デンリュウとかじゃなく安心します
1ターン目、相手はマッギョを盾にしてゼクロムを育てます。こちらはトゲキッスを育てて番を返します。(サポート持ってましたが、マリィケアで使わないようにしています)
2ターン目、ゼクロムにさらに雷エネルギーがつきます。こちらはトゲキッスVmaxだせて、あまり深く考えずダイグライドしてしまいました。これがミスだったかもしれません。トゲキッス逃してもよかった。。。とはいえ難しい状態でした。ベンチにはゼラオラとダダリンしかおらず、マッギョに圧をかけられるポケモンはいませんでした。逃げたとしても、勝率が上がっていたかはわからないです。しかし、逃げる選択肢を考えずにダイグライドでもってくるカードのみを考えていたことは猛省しています。。。
こんな感じでした
とりあえず、このターンはダイグライドしました。相手は以降の育成がうまくいかなければ、ザルードを手札に入れたらなんとか勝てるだろうという判断です.......ザルードがデッキにない….......困りましたが、ツインを持ってきてダダリンを育てるという微妙な選択をしました。
3ターン目相手はマリィ…...ザルードあっても変わらなかったかもです。相手視点では、ポケモンいれかえを持ってきたように見えるでしょうしね。。。さらに手札からマホイップを出してきます。電気エネルギー手貼りで、ワイルドショックで攻撃されてしまいました。こちらのターン、麻痺しているので何もできず。とりあえずポケモンキャッチャーでマホイップを引きずりだすことに成功。マリィ使われたばっかりなので、 VMaxが出る確率は高くないだろう…次のターンでダイグライド打てればまだいけるか…？
4ターン目マホイップVmax進化、ケララッパ進化、3エネブースト。負けです。。。マリィの引きはずるいですが、そうでなくても負け濃厚でした。
こっちがしっかりと動けていなかったので自分のダメな部分が目立ちます。それを相手の方にもうまく咎められた形だったと思います。やはりトゲキッス突っ張ったのが良くなかった可能性が高いですね。
相手の方のデッキはバチンウニ2やペラップなどが入っていて、デッキパワーはあまり強くなさそうだった…(というと失礼ですが、自分でもパックの引きがあまり良くなく微妙だったと言っていました)ので、内容も相まって非常に悔しい負けとなってしまいました。
悔しかったですが、対戦後は色々話してくれたので楽しかったです。特にナガノさんのキャラクターが共通の好きなキャラクターだったので嬉しかった！！
被っていたプレイマット(本番では使えません)
感想
最後は悔しく終わってしまいましたが、とにかく楽しかったです。
スタッフの方、対戦相手の方が全員いい人で、楽しく対戦できました。対戦後もデッキ内容や試合の話など、色々話してくれたので楽しかったです。
相当練習したので(3回目)、その分の結果がついてきたのも嬉しかったです。2ヶ月くらい遊んでいて、のべ時間でいうと多分INC前の2週間分くらいの練習はしました。HR取れなかったのはやはり練度が足りなかったと思えます。うまく勝てたと言えるのは予選2試合目くらいで、残りの試合は自分でも気づいているプレミがありましたからね。後ろから見てもらったら、他にもプレミがあったかも。あとは普段ポケカやってないから、取らせてもらえなかったのかも知れません。
ただ、実力で全部勝てたわけではなく、当日の運はかなりよく、ポケモンキャッチャーもポプラもよく当たりました(相手もよく当たったけど平等)。じゃんけんも強かったし、サイド落ちも少なかった。むしろ相手の運が悪く、毎試合マリガンがあった(構築差の可能性はあり)。相手の先2VMaxでボコボコにされることもなかった。今回運が良かったからこそ、来年も参加するかはわかりません...と言いつつ、参加しそうだなあと思っています。
ポケカは今後も楽しくやれればなと思っています(本気でやるのは実機の方に集中です)。今回のシールド戦で楽しく色々学べて、構築戦の記事とかも漁ったりしているので対戦の状況を理解できるくらいのところまでは来れたかなと思います。JCS、WCSでポケカの対戦を見るのを楽しみにしています！！
良い感じに飾れるようにしました
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