見出し画像

【シティリーグベスト4】初動安定型クラハン三神ザシアン

はじめに

こんにちは、普段はゲーム(VGC)をやっていて、カードの実績はあまりない(初めて2か月くらい)ですが、こちらの ツイッターアカウント でたまに活動しています

シティリーグベスト4のデッキ紹介です。デッキ構築時に考えたことを備忘録として記事にすることにしました。当日はかなりプレミしたので、デッキはかなり強いと思います笑

独創性のあるデッキではないですが、細かい採用枚数や採用理由にはこだわりがある部分があるので、それを読んでもらって「面白いなー」くらいに思ってもらえると嬉しいです。

今回クラッシュハンマーが環境に刺さっていると思い、クラハン三神ザシアンを使用しました。シティリーグにかなり多い三神、流行していたドガスダイナに刺さります。

画像1

使用したデッキレシピ

デッキコンセプト

クラハン三神ザシアンは、以下のようなデッキだと理解しています

1. 最低限の強い動き(手貼りからの2ターン目オルタージェネシス)をする
2. 1をベースにクラッシュハンマーによる上振れを押し付けていく

1だけでも、しっかりと動くことができれば勝率5割前後は行けるはずです。その上で運要素を押し付けて勝率を高めることを考えています。クラッシュハンマーでコインを振るだけのデッキではなく、強い動きにさらに運要素を押し付けるデッキです。自分のデッキでは、さらに相手への妨害カードが多めに採用されているため、アルティメットレイまで打つことができる確率がとても高いです。

もっささんという方の記事が素晴らしかったので見ていただけると嬉しいです。自分も同じ考え方でデッキを構築していましたが、シティ前に実績のある方が同じ考え方で構築しているのを読んで自信にもなりました。
自分の構築では、さらに初動と手貼りを安定させる方向へ倒してデッキを構築していました。(元デッキはBo3で使用した構築ですが、シティリーグはBo1なので初動の安定性をさらに高めたくなりました)

初動を安定させるためにまず考えたのは、スタートさせたいポケモンとさせたくないポケモンの枚数です

ポケモンの枚数

初動を安定して、高い確率で手貼りを行うためにはスタートポケモンを強くする確率を上げることが重要だと考えました。

通常の三神ザシアンでの一例として、以下のようなリストがあると思います。この場合、スタートしたときに嬉しいポケモンが7枚(三神、ザシアンV、ジラーチ)、たねポケモンの総数は13枚です。この場合、30%弱の確率でデデンネなどでスタートしてしまい、その場合安定した動きがしにくくなります。(事故を覆すためにさらに多くの縦引きカードやデデンネGXが採用されているコンセプトは理解しています。)
この確率は、5戦以上戦うことを考えた場合、事故ったで片づけられるほど低い数字ではないなと思いました。

画像2

自分の使用デッキではスタートして嬉しいポケモンが8枚、たねポケモンの総数は12枚で、80%程度の確率でスタートしたいポケモンでスタートできます。

画像3

枚数にこだわったといいつつ結局あまり変わっていないですが、三神3枚体制やヤレユータンなども試していました。。。が、やはりデッキパワーが落ちすぎてしまうのでやめてしまいました。
スタートで萎えてしまう確率20%もまだ高いと思ってしまっているので、スタートして強いポケモンを他に見つけることができればそのカードを採用していたかもしれません。

確率の計算が間違っていた場合、恥ずかしすぎるのでこっそり教えてください。(とりあえず初動安定させたいというチューニング意図はくみ取ってもらえたら嬉しいです)

採用カード個別解説

個々の採用カードですが、デッキコンセプトに合わせて初動を安定させることができるかが採用基準となっています。そのためゲーム終盤に強いカードの採用は少なめになっています
また、クラッシュハンマーが相手を妨害するカードであり、妨害による上振れを狙うため相手の動きを止めるカードが多めの採用となっています
特に説明したいカードのみ説明します

アルセウス&ディアルガ&パルキアGX 2枚

画像4

このカードの枚数はかなり悩みました。1ターン目に手貼りできる確率を上げるため、3枚もあり得ると思いますがやはりパワーが下がりすぎたのでやめてしまいました。

デデンネGX 1枚

画像5

スタートしたくないですが、やはり強いので1枚入れています。サイド落ち確認しましょう。数枚採用して序盤から終盤まで縦引きをしまくるデッキではありません。

クチートGX 1枚

画像6

これもスタートしたくないカードですが、有効に働きすぎる試合も数試合に1試合あったので採用しています。なるべく妨害したいというコンセプトとも合致しています。

ジラーチ 3枚

画像7

スタートして強いので多めの3枚です。あくまでスタートするための多め採用で、全試合で必ず出すべきというわけではありません

ワタシラガV 1枚

画像8

このカードはスタートしたくないためあまり入れたくなかったのですが、採用することで初動がスムーズになるカードであることに気づけたので採用しました。具体的には序盤のクイックボールなどでボスの指令を切りやすくなります。また、手札干渉手段がマリィしかないデッキなので、好きなタイミングでマリィが打ちやすくなる点も魅力でした。絵柄違いが大好きです。

エネルギーつけかえ 2枚

画像9

手貼りの確率を重視した構築のため、本来は必要とされるべきでないカードです。0枚で試しているときもありましたが、どう頑張っても先1の手貼りの確率が80%程度にしかならないため、数枚は必要だと思い2枚だけ採用しました。三神に手貼りできず、2ターン目にこのカードが引けない場合は運が悪かったで片づけていいと考えました。副次効果として、相手のクラッシュハンマーへの耐性が若干上がりますが、終盤の詰めで使えるケースはほぼありませんでした。デッキの構成上、つけ切ったエネルギーで攻撃して逃げ切るゲーム展開が多いです。

エネルギースピナー 2枚

画像10

まず、水エネルギーは5枚態勢にしようと思っていました。4枚だと縦引きをたくさんしても引けない時が結構ありました。コンセプト上(そうでなくてもですが...)1ターンの遅れがよくないので2枚採用しています。水エネルギーかオーロラエネルギーを増やすのもいいと思いますが、ジラーチから触ることができる点を評価してエネルギースピナーを採用しました。

エネポーター 1枚

画像11

ムゲンダイナやセキタンザンに刺さるためかなり強いです。2枚採用したいほどでしたが(実は本番では2枚入れてると勘違いしてましたが)、場合によっては腐ってしまうので1枚にしました。2回打つためというより、有効なデッキタイプに対して1回打てる確率を上げるため2枚採用したい気持ちです

ツールスクラッパー 1枚

画像12

採用したくなかったですが、選択肢として無い場合に相手に好き勝手されすぎてしまうので1枚採用しました。序盤にふうせんなど割れたら、妨害のコンセプトとも合致するので喜びます。

博士の研究3枚、マリィ4枚

画像13

妨害を重視して博士の研究よりもマリィを多めの採用です

ボスの指令 3枚

画像14

このカードは終盤に強いカードなので多くは入れたくなかったのですが、2枚で回していたところサイドレース効率が悪く、序盤リードするものの逆転負けするゲーム展開が多発してしまったため3枚採用しています。

混沌のうねり 2枚

画像15

1枚採用のデッキレシピもよく見ますが、引けなかった場合つらすぎたので2枚採用しました。相手の動きを妨害する流れになることも多いのでコンセプトには合っています。

不採用カード

試したものの不採用となったカード、合わないと考えているカードを紹介します

タッグコール、グズマ&ハラ

画像16

ウォッシュ水エネルギーなども入れ、グズマ&ハラを合わせるとかなり安定してオルタージェネシスGXを打つことができます。ポケモンいれかえなどが必要な場合も、安定してふうせんなどにアクセスできます。が、残念ながら縦引き枚数が減り、クラッシュハンマーを打てる枚数が減ってしまうのでやめました。

リセットスタンプ

画像17

妨害カードですが、序盤はノイズになってしまうので採用しませんでした

ふうせん

画像18

序盤のポケモンいれかえ節約カードとしては優秀でした。しかし、終盤ザシアンVに貼ってブレイブキャリバーを連打するために使うことはほとんどありませんでした。控えのポケモンにエネルギーがついていることが多いためふうせんが必要不可欠ではない上、ザシアンVが生き残っている確率もかなり低いです(というか生き残っている場合そのまま勝てる場合が多いです)。ポケモンいれかえ節約札としか使えない上、エスケープボードがすでに入っているため必要性が薄く抜けていきました。ツールスクラッパーされることも多いので、2枚かぶってしまうとあまり強くありません。

大きなおまもり

画像21

初心者だなと怒られそうですが、あまり強いと思っていないカードです(理解度が低いだけかも)。少なくともデッキコンセプトには合っておらず、風船と同様にどうぐが被るデメリットが気になったので抜けていきました。暴論ですが、「何パーセントかの確率で相手から1ターンもらえるカード」でくくってしまうとエネポーターやクラッシュハンマーも同じくらい強いと思ってしまいます。即時効果ではないので安定度が低いです。

フィオネ

画像19

スタートしてもギリ萎えない上、ボスの指令よりも初手にきて萎えないため試していましたが、機能しないことも多く、ベンチを圧迫する欠点が目立ちました。また、ボスの指令が来る悩みはワタシラガVが解決してくれたため抜けていきました。

ヤレユータン

画像20

このカードもスタートしてもギリ萎えないカードなので試していましたが、やはりベンチを圧迫するに見合う活躍はできませんでした。また、このカードがなくても山を強くすることはある程度できると感じたので不採用になりました。

あとがき

以上です。
楽しく読んでいただき、参考になった部分があると思っていただけたのであれば幸いです。質問・感想があればお気軽に DM まできてください!

いいなと思ったら応援しよう!