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らいすき会 #7

本日の題材。近藤麻理恵『人生がときめく片付けの魔法』。

自信をもって言いますが、中途半端に片づけをしても、一生片づけられるようになりません。もしあなたがマメで辛抱強くてコツコツできるタイプではないのなら、一度でいいから「完璧」に片づけてしまうことをおすすめします。
「完璧」と聞くと、「それは無理です」と身構えてしまう人も多いかもしれませんが、心配はいりません。なぜなら、片づけはしょせん物理的な作業だからです。

近藤麻理恵『人生がときめく片づけの魔法』より

前回の秋元康さんの分析のあと、次なにする?できめたのが、この、こんまりさんの題材だった。
その時は、短そうだし「こんまりの豪語力。アンチに対するフォローをいれておく」というところにも、惹かれた感じ。

この文章を読むと、え?というアンチが起きるのかもしれないけれど、
私自身は片づけをするのが好きな方の人間なので、むしろ、
完璧にしたいけど、中途半端になっちゃうのよ~
片づけたそばから、子どもたちが散らかしていくのよ~
っていう感じだった笑

でも、こう「完璧に」と行ってしまうのがすごいなって思う。
こうしてみたらどうですか?じゃなくて、こうしてください!
是非買ってみてください!ちゃなくて、今すぐ買って!
みたいに、いうのって、よほど自信がないと言えないし、私自身そういう断言をあまりしないタイプだから、よりすごいなと思ってしまう。

世の中には、必ず、何かを発言したら100%賛同してくれるものなんてないから、100人いたら1人は「え?ちがくない?」っていう人がいるもの。でも、こんまりさんは、その1人を、先回りしてやんわりフォローしている。
こういう書き方をする文章を、自分が書くことはあるのかな?とも思うけど、誰かのサービスについての文章を書くとか、絶対的にお勧めしたいものがでたら、もしかしたら書くのかもしれない。

①断言する
②反論を想定する
③フォローする
簡単に言えば、こういう構成。

らいすき会メンバーのたえちゃんが、例えば・・・で話していたのが
①専業主婦も、働くことをおすすめします!
②子どももいるし、「それは無理です」と身構えてしまう人も多いかもしれませんが、心配はいりません。

この後のフォローってなんだろう?となったんだけど、
ふと浮かんだのは、
③働くといっても、パートにでたり、フルタイムで働くことだけが、働くということではありません。また、たくさんの収入を得ることが働くことではありません。100円でも十分働いていると言えます。今は在宅でもできる仕事も多く、働き方が多様化しているのだから。

みたいなこと。

私が浮かんだ例えばの書き方は
①今クローゼットが服であふれかえっているのに、いざという時に着る服がない!という人は、今すぐ私服を5組にしてください。
②え?今は着ないけど、いつか着るかもしれないし、「それは無理です」と身構えてしまう人も多いかもしれません。
③5組にしてくださいといっても、残りをすべて捨てなければいけないわけではありません。もう今シーズン着なかったなというものは思い切って処分して、数回出番があったし、まだ着るかもと悩むものは、一時保管ボックスを作ってそこにおきましょう。あくまで、5組だけはスタメンとして決めておき、そこからじっくり、残すか処分するかを決めていけば大丈夫です。

あってるかどうかはわからないけど!
本当に文章の書き方ってたくさんあるし、こういう書き方をするのが●●さんだよね!っていうようなイメージがつくとすごいなって思う。
こんまりさんの場合は、アンチがたくさんいたとしても、本が読み終わるころには、そういうことならやれそう!ってなるんだろうな。
純粋に、こんまりさんの本を読んでみたいなとおもった。

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