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回転繰り出しシャープを語る

こんばんは、PGです。               今回は大体の通り、回転繰り出し式シャープペンシルについて書いていこうとおもいます。         グラフ1000の記事を書くと言ったのはいつのことやら… 

まずは回転繰り出しシャープ(以下.回転繰り出し)とは何なのか、それを書いていこうと思います。

・回転繰り出しとツイスト式の違いとは?      

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初めにツイスト式・回転繰り出し式の違いから。   回転繰り出しと聞いてこちらの製品等を思い浮かべた人もいるかもしれません。しかし、これらの製品はツイスト式と言って、また別の機構のペンシルです。    

両者ともに共通するのは軸・キャップを回して芯をくり出す事。異なるのはその後の動作です。       

回転繰り出しは回した分だけ芯が出ます、軸は勝手に戻らず、戻すときは逆回転で収納します。わかりやすく言うと一般的なスティックのりのような感じです。   一方、ツイスト式は一回一回回した部分が戻ります。 芯を収納するときもツイストした状態で固定し、何処かへ芯を押しつけて戻します。            これらの説明では少しわかりづらいかもしれないので、リプで動画を上げておきます。

回転繰り出しとツイスト式の違いを書いたところで、本題に移ろうと思います。              

・回転繰り出しの主な芯径は?メーカーは?

回転繰り出しは0.5〜1.18が基本、そこからさらに太くなるものもちょくちょくあります。          0.4の回転繰り出しは自分の知る限り無いと思います。あったらすみません😅              メーカーは国内ではPILOTとサンスターが多め。製図用に限れば内田がほぼを占めてます。         古いものがほとんどなので今では聞かないメーカー(例.地球鉛筆・beaver等)なものもかなり多いです。   海外のビンテージ物もかなり多く流通していて、一定の層には高い人気を得てます。代表的なのはヤード・オ・レッドの物です。Mont Blancからも少し出ていたと思います。

・回転繰り出しの実用性は?使いやすいのが否か。

こちらについては通常のシャーペン同様軸によって、また使い手によって変わると思いますが私感で話させていただきます。                   いきなり回転繰り出しの意味がなくなることを言いますが、ノックは少しめんどくさいです。ロマンは得られるかもしれませんが、出し入れが片手でできないのは痛い点だと思います。また、機構が結構デリケートで、故障が起きてしまうこともあります。UCHIDAの製品は比較的大丈夫なのですが、それでも壊れた事例が自分ではありました。                    総評すると 

持ちやすさなどは軸で変わるが総じてノックがめんどくさく、壊れやすい。しかしロマンは得られる。    

こんな感じでしょうか。

回転繰り出しについてある程度語った所で、ここからはお気に入りのものを紹介していこうと思います。   先程までは文字ばっかで目が疲れてしまった方もいると思うので説明は分かり易く、簡潔にしていこうと思います。

1、UCHIDAのドローイングシャープシリーズ

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左から ・新S型、E型、D型、旧S型です。

新S型は結構最近まで残っていました。こちらのシリーズは回転繰り出しに興味がある人以外でも結構人気のシリーズです。

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画像の通り、グリップが細やかで持ちやすい為かなり書きやすく、しかもあまり壊れません(新S型は一度壊してしまったことがあるので、一概には言えませんが)まさに回転繰り出しの王道といったところでしょうか。 

2、PILOTの回転繰り出しシャープ(名称不明) 

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写真でもわかる通りグリップが多角形です。     なかなか使いやすく、普段使いしている数少ない回転繰り出しです。他の特徴は特にないですがそこが良いのかもしれません。

3、トンボ H-450

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国産回転繰り出しの中でもトップクラスにレアな一本です。このシリーズは他にも種類があるのですが、巡り会えていません… 実用性はそこそこ、丁寧にしまってあまり使うことはないです、壊したくないしね。 

4、木製回転繰り出し(メーカー不明)

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メーカーどころか定価も分かりません。某アプリで落札した物に混じっていて、初めはよくある無メーカー品のノック式かと思いましたが回転繰り出し式で驚きました。木軸なだけはあってなかなか使いやすいです。  回転繰り出しには木軸がほぼないので貴重ですね。

5、シルバーの双頭式(メーカー不明)       

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彫刻のような姿、某ヤードの様ですがそこまで大層な作りではなくかなりちゃっちいです。         デザインはかなり気に入っていて、もしスターリングシルバー製だったら…と考えてしまいますね

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分解するとこんな感じ。カッコいいです       話が変わりますが、双頭式といえばオートポイントのツインポイントが有名ですね、オススメのものなので最後にリンクを貼っとこうと思います。

6、サンスターのリレー式 

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リレー式とは左右に回転させることで2色の色芯を使い分けることができる機構です。こちらも詳しく説明して行きたいところですが長くなるのでやめておきます。 三色のリレー式が存在すると聞きましたが、本当なのでしょうか…?こちらも文だと分かりづらいかもしれないので、リプを動画を貼っておきます。

7・8・9 、デザインが綺麗な回転繰り出し

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左から・newman ・メーカー不明・サンスターです

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特にサンスターのものが気に入っています。     少し雑紹介な感じがしますがそれくらいしか特別な点がないので仕方がないです。どれも使いやすくはないです。

これで今回の記事はおしまいです。         こんな記事で少しでも興味を持ってくれたらとても嬉しいです、最後に自分の持っている回転繰り出しの主なコレクションの画像を貼っておきます。被ってるのはほぼ抜いたので、大体半分くらいです。         次回こそ、グラフ1000について書きます

では👋

                   PG1000

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↓オススメの双頭回転繰り出し式、ツインポイント  https://freiheit-web.com/?pid=3784396

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