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推し香水ならぬ推しから贈られた設定の香水を作った話【前編】
今、一部のオタクの間で推し香水なるものが流行っているらしい。
推し香水とは、好きな芸能人やキャラクターなど所謂‘’推し‘’をイメージした香りの香水を指す。
推し香水は調香師さんに推しのイメージを伝えて調香してもらうもの、既存の香水の中から選んでもらうものまで様々だ。
ここでは、私と推し香水の出会いから届くまでの一連の流れを紹介していく。
最初にお断りしておくと、推しの名前はこの記事では一切出
「分かったつもりになるな」
「分かったつもりになるな」高校の時の現代文のY先生の口癖だ。
Y先生は、校内で1番厳しい先生だった。授業中は常に空気が張りつめていて、授業終了後は肩がガチガチになってしまうほどだ。
Y先生の厳しいエピソードをいくつか紹介しよう。
・必要な筆記用具は、授業が始まる前に筆箱から出しておくこと
・授業中に名前を呼ばれたら「はい」と返事をすること
・新しい単元に入るときは、事前に読み込んで漢字の読みや
「頑張って」という凶器
私は「頑張って」という言葉が嫌いだ。言うのも言われるのも。
ところで、私は「頑張って」という言葉で2回泣いたことがある。1回目は、大学4年生でなかなか内定が貰えなかった時。祖母と電話をしていたときの一言。
「就活頑張ってね」
電話を切った後、ワンワン泣いた。
大学4年生の11月頃の話だったと記憶している。私なりに就活を頑張っていたが、内定という結果が伴わない。
この後、就活について考えるの