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【大学受験】 化学 共通テストでも出るかもしれない環境に関する一問〜パスチャレ#396〜

                         Written by キクラゲ
こんにちは、キクラゲです!

年末でお忙しいかと思いますが、読んでくださって嬉しいです!

ところでみなさんはいつから冬休みですか?

うちの大学は27日(月)まで授業……

連休がぶった斬られて残念、、

もっと長く休みたかったなーー

それはさておき、

受験生のみなさんは詰めの時期ですね!

共通テスト受けるみなさんは、大詰め、がんばってください!


さて、今回は環境問題に繋がる話をしたいと思います。

もちろん、化学を使わない方々も覚えておくべき必須知識です!

GHG(温室効果ガス)の基礎知識について確認しておきましょう

12:22 水曜

答えはみなさんのよく知っているあの気体です。

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12:22 水曜 解答

いかがでしょうか。

第2位の気体も確認しておきましょう

正解は、

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二酸化炭素です!

色々な論文はありますが、地球の温室効果の寄与度は水66%、二酸化炭素26%という計算結果があるようです。
( https://www.realclimate.org/index.php/archives/2005/04/water-vapour-feedback-or-forcing/ )

また、他の温室効果ガスとしてメタンやフロンガス、一酸化炭素、一酸化二窒素などが挙げられます。

今回この話題に関して、もしかしたら勘違いされている方もいらっしゃるのではと思い、知ってもらいたいことがいくつかあるので、それについて話しますね! 
しばらくお付き合いください🙏

まず、温室効果の寄与度は大きいですが水蒸気が温暖化を進めているというわけではない、ということです。(諸説あります)

それは、もし水蒸気を大気中に大量放出したとしても降水などによってすぐに元に戻ってしまうため、人為的に濃度を増やすことができないからです。

それに対して、二酸化炭素やメタンなどは基本的に大気中の濃度は大きく減ったりしません。だから問題となっているのですね。

次に、温室効果ガスが吸収する波長は分子によって異なるということです。

どういうことかというと、例えば二酸化炭素は波長 2.8µm、4.3µm、15µm 付近の赤外線をよく吸収します。(こうしてエネルギーを大気内に供給している!)

なんでもかんでも光を吸収しているわけではないのです。そして、このことが地球温暖化の議論をややこしくしているところもあるのですよね、、

さて、こんなところでしょうか。


体調にはくれぐれもお気をつけて!

ちなみに僕は受験生だった去年、年末年始は鼻血に苦しめられました……

本番中に鼻血が出てしまったらどうしようかと悩みました。

結局は何事もなくテストを終えられましたが、、

もしものときに備えて試験本番の机の上に十分な体積のタオルやティッシュを忘れずに用意しておきましょうね。


最後まで読んでくださりありがとうございます!

これからもよろしくお願いします🙏 では、また!
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東京大学 理科一類 1年 キクラゲ

小中高公立・塾なしで東大理一に現役合格。共通テストでは神が舞い降り、模試での自己最高得点を97点も上回る864点を獲得。中学生の頃はバリバリの理系だと自認していたが高校に入って徐々に怪しくなり、入試本番では全ての理系科目で得点率50%を割る。

クラシック音楽が大好きで、音楽鑑賞・ピアノ演奏・作曲が趣味。特にお気に入りの作曲家は20世紀のソ連で活躍したショスタコーヴィチ。最近作曲コンクールに作品を提出してみた。


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