【大学受験】 化学 身近な化学について学ぼう!〜パスチャレ#397〜
written by まっきー
こんにちは、PASSLABOメンバーのまっきーです!
今年もそろそろ終わりが近づき、1月15日、16日の大学入学共通テストが近づいてきました。
皆さん準備はできていますか?共通テストのみを受験する人もいれば、2次試験も受けるという方もいらっしゃると思います。
大学によって傾向や配点も様々であるので、一人一人がどのように勉強、対策すれば一番良いか考えて過ごしていってください。
私の経験談的には、共通テストに向けて基礎的な知識、問題の対策を行い、終わったら2次に向けて切り替えて過去問を行うのが1つの手だと思います。
こうすることで自分は2次を前にしてどんどん点数が上がったんです。
さて、今回は化学の問題なんですが、私は秋の共通テスト模試で50点台をとり絶望していて塾の先生に相談したところ、難しい参考書や問題集でなく教科書をしっかり理解するよう言われました。
それに従い、教科書の基本的な内容を理解して臨んだところ本番では94点取れました。
そこで実感したのは化学ではしっかりと基礎知識を身につけた上で、思考力を働かせるのが大事だということです!!基礎を甘く見てはいけない!
よって、今回は知識と思考力が両方問われる問題を出します。
そもそも皆さんホットケーキを作ったことあるんですかね? 焼いてるとプツプツと泡立ってくるあれです!!
その正体を考えたことはありますか?
⬇︎ 正解はこちら!
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答えは「重曹の加熱で発生する炭酸ガス」です!!分かりましたか?
そもそもホットケーキの原料を皆さん知っているでしょうか、原料の1つにベーキングパウダーという膨らし粉があります。
その原料は炭酸水素ナトリウムこと重曹です(共通テストではこういう前提知識は与えられそうですが)。
これが加熱されるとどうなりましたっけ?
この式を思い出せたでしょうか?熱分解によって二酸化炭素が生じているのがわかります。
このように、「炭酸水素ナトリウムを加熱すると発生する気体は何?」と直接的に問われていなくても、問題文を分析して反応式などを考えることが求められます。
無機分野などは反応式がたくさん登場しますが、ただ闇雲に覚えるのではなく、反応に意味を考えてみると新たな発見や思考力の養成に繋がると思います。
勝負の試験まであとわずか、体調に気を付けて皆さんご健闘を!!!
最後までお読みいただきありがとうございました!
次回もお楽しみに!
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東京大学 理科一類 1年 まっきー
都内の私立高校から鉄緑会に通い、東大理一に現役合格。
PASSLABOの答案添削企画を機に宇佐見さんと知り合い、東大2次試験2日前には通話で相談に乗ってもらったところから、そのままPASSLABOのメンバーになりました、合縁奇縁とはこのことですね!
趣味の1つに資格取得があり、高1のときに漢検1級を取得したところ、その能力を拾われてクイズ番組に出たりしていました。今の目標は数検と英検で1級をとって”3冠達成”することです。
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