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【大学受験】 化学 身近な例で化学を楽しもう!!〜パスチャレ#310〜

                          Written by アリー

みなさんこんにちは!アリーです!

ついについに大学の期末試験が終わりました!!!待ちに待った夏休みです!!!
海にも行きたいし、旅行も行きたいし、、、2ヶ月で足りるか分かりません(笑)

去年の夏は受験生で毎日ずっと勉強していたので、去年遊べなかった分まで遊びたいです!

受験生の皆さんはこの夏しんどいと思いますが、今頑張れば来年には楽しい夏が待っています!!!
適度に息抜きをしながら頑張りましょう!

さて、今日のパスチャレはこちらです!

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それでは答えを見ていきましょう!

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ナトリウムNaを水H2Oに入れると、水酸化ナトリウムNaOHと水素H2を生じます。

2Na+2H2O→2NaOH+H2

そのため個体のナトリウムは石油中に保存します。

また、水酸化ナトリウム水溶液は、ガラス栓ではなくゴム栓で保存します。
なぜなら、水酸化ナトリウムは塩基性水溶液であり、酸性気体の二酸化炭素と反応してしまうので、間に中和した後の炭酸ナトリウムが生じると、栓が抜けなくなる可能性があります。
よって、ガラス栓ではなくゴム栓で保存するのです。

しかし、長時間の保存ではガラスを腐食させる可能性があるので、使用する前に調製した方が良いです。

SiO2 + 2NaOH → Na2SiO3 + H2O


以下に代表的な物質の保存方法をまとめています。


アルカリ金属(Na,Li)  
酸素O2や水H2Oと反応するので、石油中に保存します。

アルカリ土類金属(Ca) 
常温で水H2Oと反応し水素を発生するので、水中に保存してはいけません。
黄リン   
空気中で自然発火することがあるため、水中で保存します。その一方、同素体である赤リンは自然発火しません。また、空気中で黄リンが燃焼すると十酸化四リンを生じます。

水酸化ナトリウム・水酸化カリウム  
潮解性(空気中の水分を吸う性質)があるため、湿気を避けて保存します。また、潮解性があるため、実験を行う際には「手早く行い」「手に付いた場合にはすぐに大量の水で洗い流す」などの注意が必要です。

濃硝酸・濃硝酸
光によって二酸化窒素NO2と酸素O2に分解するので、褐色ビンに入れて暗所で保存します。

ハロゲン化銀 
光と反応して単体の銀を析出するので、褐色ビンで保存します。ハロゲン化銀には光が当たると分解するという性質があり、この性質を感光性といいます。この性質を利用して、写真フィルムの感光材に用いられています。

フッ化水素酸 
弱酸でありガラスの主成分の二酸化ケイ素SiO2を溶かしてしまうため、ガラス容器では保存することができません。したがって、ガラス以外のポリエチレン容器などに保存します。また、フッ化水素酸は腐食性が強いので、扱う際にはゴム手袋を着用することが大切です。


化学は暗記が多くて大変だと思っている人もいると思いますが、理系の人にとっては化学が得意になると総合偏差値が安定してきます!数学や物理と違って本番緊張してミスをすることも比較的少ないです。是非化学を武器にしてください!


今日のパスチャレは以上です!

明日のパスチャレもお楽しみに!

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慶應義塾大学医学部 1年 アリー

地方の高校から慶應医学部に現役合格。また他の私立医大には授業料全額免除の特待生として合格。

塾に通っていた数学以外は市販の問題集と参考書を使い、独学で勉強。高校の授業の進度が遅く、全ての授業で内職していたため、学校の先生には嫌われていた。
理系なのに何故か地理が1番得意で、高2のときに東大地理を解きまくり、地理オリンピックでメダルを獲得。

趣味は洋楽を聞くことと旅行に行くこと。パスポートとGoogleマップさえあれば、世界中どこにでも行くことができる。

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