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【大学受験】 地理 ロシア・ウクライナの農業に着目!〜パスチャレ#419〜

こんにちは、あーさーです!

前回の僕のnoteに続き、今回も地理です。政治経済の範囲でもあります。

ご察しの通り時事問題ですね。具体的数値は答えられなくても大丈夫なので、世界での順位や影響力の大きさを考えてみてくださいね!

それでは問題です。

4:1 金曜




4:1 金曜 解答

この答えの数値がどれほどの大きさかは想像つきますか?

世界の小麦の生産総量は7億7千万トンです。つまり、ロシアとウクライナの2国で世界の1/7(約14%)の小麦を生産していることになります。


ちなみに、世界で輸出入されている小麦の総量は1億8千万トンほどで、そのうちロシアが2500万トン、ウクライナが1170万トンで2国で世界の20%ほどの小麦の輸出を担っています。

お気づきの通り何も偶然この2国を取り上げたのではありません。ニュースで情勢は知っていますよね?2022/4/1現在も二国間は戦争状態にあります。本土決戦となっているウクライナ、世界から経済制裁を受けているロシア、双方の国民に甚大な経済被害が生じていますね。


さて、ここでひとつ質問。戦争になった際の農業生産はどうなると思いますか?

答えはもちろん、生産量減少です。

それでは、世界の小麦の輸出量の20%をも占めている国が生産量が減るとどうなるでしょう?もちろん、食糧不足と価格上昇です。

実際、ウクライナはEUに小麦を大量に輸出していたため、これから輸出量が減り、小麦製品の価格が上昇すると言われています。事実、パンの価格等が既に上がり始めているそうです。


ただ、あくまで価格が上昇するのみでほとんどは食糧不足には陥っていません。主要な穀物ですからね。


ですが戦争はこのような形で私達にも影響を及ぼします。しいて政治的発言はここでは控えますが、一刻も早く平和が訪れることを願います。みなさんは、幅広い知識とそれを疑い考え続ける力を身につけていきましょう。その積み重ねが、ちょっとだけ世界を優しくすると思います。

今回はここまでです。それではまた!

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早稲田大学 政治経済学部 1年 あーさー

福岡県の公立高校出身の元理系。

東京大学理科Ⅰ類を志望していたが高3の10月に文転、東京大学推薦入試受験、早慶の受験学部全合格、早稲田大学共通テスト利用入試合格と、レアな経験をたくさん持っている人間です。

近所のスーパーの食パンが値上がりしてて今日のネタを思いつきました。戦争ゆるすまじ。


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