小説よりエッセイ
社会人になったあたりから、
小説よりもエッセイが好きだと自覚しました。
旦那さんとたまにその話になるのですが、
上手く理由を伝えられないので、
整理してここに書いてみようと思います。
まず人のこれまでの生き方や経歴、
考え方、私生活を知ることが好きです。
テレビ番組だと、カンブリア宮殿、ガイアの夜明け、プロフェッショナル、情熱大陸、セブンルールが大好きなんですよね。
番組内だと、クローズアップされている人の生まれてから今までの生き方や経歴を知るのが特に好きです。
どうして好きなんだろう?
これは理由が未だよく分からないです。
エッセイでも同じで、著者の生き方や暮らしを知ることが好きです。いつも通りの生活の中での些細な変化や移ろいが読みたいのです。
次に、エッセイは著者を追えるところが好きです。
本を読み終わったあとも、現代ならTwitterやInstagramで「今」の著者を知れます。本を読み終わったあとも、その後を知れるので、終わりがないんです。
著者が故人であっても同じで、他の本や生い立ちをさらに自分で調べることで、より深く著者を知れるのです。
小説はすぱっと物語が終わって、それはそれで気持ちいいです。でもどこを探しても、続編が出ない限り、小説の続きの世界は見られないですよね。
わたしはしばらく本の世界観に浸り続けたいんです、自分が満足するまで。
1度エッセイを読んだら、大抵その著者を好きになって、ほかの活動とかも追っちゃいます。
最後に、エッセイはハラハラしなくていいっていうのもありそうです。
エッセイよりも小説の方が、起承転結がはっきりしているというか、物語の起伏、高低差が大きいじゃないですか。
そうなると、はらはらどきどきしたり、時には共感性羞恥が働いてしまったり、、、疲れちゃうのかもしれないです。
おそらく似た理由で、映画もほとんど観ることがないです。
つらつら書いてみて、小説よりもエッセイが好きな理由は大きく3つありそうだ、ということがわかりました。
分かったからどうということもないですが、
これからも穏やかな読書を続けたいです。