Malama Honua 地球に寄り添う

2007年、15年前のちょうど今ごろ。

ホクレアは日本からハワイに帰って行った。

横浜から貨物船に載せられて、、、


『duke これからだよ、はじまりの 始まりだよ、、』

という意味深な言葉だけを残して、、、

ハワイのホクレアは、
宇宙とつながり 
地球とつながり

母なる地球と 
寄り添いながら
ひとつとなり、

大海をわたり島々をつなぐことで
いのちの故郷である 
母なる地球を
愛と感謝で満たし 癒やしつづけたのだ、

太平洋のポリネシアトライアングルの中だけを
30年以上地球3周するほどの距離を航海し続けていた

そんな彼女「ホクレア」が、
小さな島々たち、ミクロネシアを経由して初めて訪れた経済大国、
経済至上主義の大きな島国、
それでいて海洋国、
我が「日本」だった。

ホクレアが
海から感じた日本は、

彼女が長い年月、夢みていた
桃源郷、白砂青松、海と調和した美しい島国では
なかったのではないだろうか、、、

そして、彼女は
太平洋の島々をつなぐ航海を経て
我が国「日本」を通して
きっと思ったのだろう。


私たちのこの地球は、危機的状況だと。


人の心も大地も海も、
そのすべてに
アロハ、愛と感謝が必要なときだと。

もっと人は優しい気持ちで
地球とつながり、
慈しみ、いたわり、
寄り添うべきだと、、、

そう感じたのだろう。


その後、
彼女は
2014年から丸3年かけて

Malama Honua
という名称のついたボヤージング、

地球を一周して、地球によりそい、癒やす、

そして人々に覚醒を促す、

そんな航海を、やってのけた。

Malama Honua マラマ ホヌアとは、、、

私たちの故郷であり、私たちを生かしてくれる地球(Honua)を慈しみ、いたわり、寄り添い、大切にする(Malama)というハワイアンの言葉だ。



そのMalama Honua 航海が
『モナヌイアケア』(大きな海)というタイトルの
ドキュメンタリー映画となった。

そして日本語に訳され
コロナでの延期を経て
日本で公開できるタイミングが
今、やっと、
やって来たのだ。



そのホクレアの意志とスピリットを
同じ海洋国であり、同じ太平洋の海に生きるこの日本に伝え拡めようと活動を始めたのが、

オーシャンレジェンド

僕個人のプロジェクトだった。

すぐに一人では何もできないと気付き、同じ志を持つオハナ(家族)を集めて13年前に立ち上げたカヌークラブが

葉山のカヌークラブ、


『大海原を漕ぐ』Ocean Va’a 

さらにその活動を
日本全国、全世界の海をこよなく愛する仲間たちに拡めることを目的として
ハワイのパドラーたちと始動したのが

Paddle for Mother Earth だ。https://www.paddleformotherearth.com/

ちょうど、立ち上げがCovid-19 のパンデミックが始まる寸前だった。

ハワイの仲間との交流もそれ以来できず、もちろん広島と長崎を漕いでつなぐ 「アロハを伝えながらアロハの心で漕いでつなぐ」プロジェクト、

E Hoe pu me ke Aloha もできないでいる。


葉山のOcean Va'a は、コロナにも負けず、希望の光の種になる子供たちも増えて、大きな光の輪が、この葉山で輝きをましている。アロハの波動が広がりをましてきているのだ、

ありがたいことだ、、、、



先週末日曜日に、そんなOcean Va'a が主催するレース Hayama Hoe の一環として、この『モアナヌイアケア』の上映会を開催した。

7月2日にパタゴニア鎌倉店の2階で、パタゴニアさんのご理解のもと、35人の人数制限のなか開催した(コロナ明け初めてのイベントだったために、内々だけのアナウンスとなりました)。

そして7月3日のレース当日にはHayama Hoe の打ち上げも兼ねて、葉山の一色会館で全国からかけつけてきた100人以上のパドラーたちとともに,
この『モアナヌイアケア』の上映会をハワイ州観光局のアドバイスのもと開催させてもらった。

このご縁を「はじまりの始まり」とし、
ホクレアの意志とスピリットをつたえるために
日本各地で「モアナヌイアケア」の上映会を草の根的に開催したいと願っています。

わたしの街や、村でやってほしいという人は
遠慮なく連絡ください。

どこにでも行くよ。

とくに
これからのこの地球を担っていく
希望の光の種たち、子どもたちには
ぜひともこの映画と出逢ってほしいと
心から強くつよく願っています。


島々をつなぎ、
人と人をつなぎ、
クプナ(祖先)とつながり、
地球とつながった
ホクレアのように、、、

映画『モアナヌイアケア』で語られる
ホクレアとの出逢いを通して
母なる地球への愛と感謝の念が
つながり 結ばれますように、、、

アロハな和(輪)の
「はじまりの始まり」となりますように、、、


そして、2026年、ホクレアが再び日本の沿岸に現れたとき

アロハの輪が光輝き彼女を暖かく迎え導き

日本の多くの若者たちがホクレアに乗船して 

ハワイと日本をつなぎ、

太平洋を 癒やし、

愛と感謝の

アロハの心で満たしてくれるよう

祈り、

願っています。




https://www.allhawaii.jp/hokulea/malamahonua/


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