ヒロシマ・ナガサキDAY3

DAY 3

この文章は祈りの航海が終了してから書き加えた文章です

当日SNSにあげた文章に感想も加えて書き換えています


3月31日
広島県宮島包ヶ浦

宮島厳島神社前    

山口県岩国市潮風公園みなとオアシスゆう

ネット環境がよくないこともあるけど日中長い間海にいるからか目が疲れてしまい夜になるとスマホ画面で字を追えなくなってしまいなかなか状況を更新できなくてすみません🙇‍♀️

つぎからつぎといろいろあり、

もうずいぶん昔のことのように感じます

とくに昨日のことは時空をこえていろんな現象がみえていたので、
いまの自分がどの時代にいるのかさえもわからなくなって朝目が覚めました
太古の瀬戸内の景色が見えたと思えば、

戦後の無数の死体が広島湾の海に漂っている光景がみえたり、、、


アンクルはこの日、朝早起きしたもののなかなか宮島から離れようとはしなかった

潮の水位がまだまだ低く、上陸する予定の清盛茶屋まえの砂浜までまだ潮がきていなく鳥居の周りもまだ潮が低すぎて漕いでくぐれるようになるまでまだ時間があったので、わたしものんびり構えていた

昨日の時空を超えた慰霊のための祈りの漕ぎで自分のマナを吸い取られた感覚が朝になってもまだ余韻が残っていたこともある

アンクルkimokeoは包ヶ浦で祈りをささげたあとから、そして昨夜からずっとわたしにいい続けていた


この島の宇宙とつなかかようなマナはすごい、と、

この島の山、弥山(みせん)はすごいマナだと、

この宮島はかつてポリネシアのライアテア島、タブタフアテア以上のマナに溢れた島だったと

太古の昔、日本だけでなく太平洋中から数多くの海洋民族が海を渡るためのマナをもらいにここに集まっていたと

アンクルにはその太古のkupunaたちから声をかけられ

ここにとどまって、その魂を覚醒めさせるための儀式をやり続けるように、とお願いされたらしい

そして彼らの姿とそのころの宮島と瀬戸内海の風景が鮮明に見えたらしい

そういうこともあり、2007年にホクレアがこの場所に立ち寄ったのかな、、、と私はおもった、


子供達と大人たちで包ヶ浦から短い距離を漕ぎつないだ

向かい風が強い中、子供たちはたくましくこぎ続け、観光船や本土と宮島をつなぐために8分おきにフェリーが行き交う中を、タイミングをみながらこぎ続けた、止まると軽い子供たちが乗船したPilialoha は向かい風に煽られてしまうので結構緊張した航海だった

何度も鳥居⛩️をくぐり祈りを捧げて3人のオピオ(中学生)が漕ぐPilialohaは昼過ぎに厳島神社前を舟出した

厳島神社で思い出したけど、実はわたしの妻はこの神社の宮司さんに名前を付けていただいたんだよね、南の島に何をやっても決して濁らない水があるという伝説の話があり、そこから南の水の子という名前がつけられたらしい、その時のもう一つの名前の候補は洋帆(ひろほ)だったらしい、これはホクレアをイメージする、わたしと結婚するまで妻の出生地は今はもうその地名は存在しない広島県佐伯郡だったこともなにか意味があるんだろうとわたしは思う、もう一つ加えるとアンクルKimokeo をわたしに紹介したのは妻なのだった

うまく説明はできないけども、わたしがやることになった今回の祈りの航海もアンクルがここに導かれ祈りを捧げたことも、ホクレアがここの立ち寄ったことも、すべてがなにか目に見えない大きな一つの同じ流れの中の意思でうごいていることなんだということがわかる


宮島の島影は潮もよく、風も順風だったけど島から離れたとたんに向かい風になった、瀬戸内海の風はほんと読みにくいし場所によってまったく違う方向から風が吹いたりするのだ

風だけでなく波も一段と強まりびしょ濡れになりながらべール(あかくみ)を何度も繰り返しながら岩国の工業地帯と岩国米軍基地のはるか沖を雲空のした風に向かい冷たい海水に震えながら3時間、
やっと米軍基地の沖の立入禁止区域を過ぎて陸地に近づけるようになってから浜を探すこと1時間半、
合計4時間半かけてたどり着いたその砂浜はその名前のとおりオアシスでした😄

後日談だけで、この米軍岩国基地の沖を通過する時、子供たちはづっといつ米軍に銃で撃たれるんじゃないかとか、ドローンで襲撃されるんじゃないかとか色々と怯えながら漕いでいたらしい、

わたしが途中で、風向きを考えてこれ以上沖にでるのが厳しいと判断したので、思いっきり違反を覚悟で米軍の立入禁止区域に突入するぞ!!と言ったのがそもそもみんなをビビらせることになったらしいのだ、


この春休みの数日間、葉山から手伝いに来てくれたオピオ(中学生たち)は漕ぐだけじゃなく小さな弟さん妹たちの面倒をみたりと大活躍だった、いままで何も知らなかった自分の無知さに気づき平和の大切さと祈りの意味に目覚める数日間だったと思う🌈❤︎

彼らはまさに希望の光です🤙

このまますくすくと、この地球という宇宙に浮かぶカヌーをより良い方向に導き、良きことを選択をするナビゲータとして、そしてウェイファウンダー(道をみいだす人)として立派に成長することを心から強く願います

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