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今ならお年玉どう使う?

こんにちは。私たち資産運用会社で働く3人の女性で「ぱふーむ」と申します。写真左から、うまゆうこ、横山レイチェル、みぽりん、です。

私たちの仕事であり大好物の長期投資や資産づくりについてリラックスしすぎな雰囲気でおしゃべりするWEB番組『ぱふーむの長期投資道あることないこと』の内容を元に、このnoteではコラムを展開していきます。

レイ 2020年第一回目のぱふーむの長期投資道「あることないこと」。今日のお題は「お年玉」。もう大人だからもらうこともないですけれど、実は私はあげる人もいません。。。親戚の構成やお付き合い状態にもよると思うんだけど。そんなイマドキのお年玉についておしゃべりしていきたいと思います。

ミポ お正月で親戚が集まる機会って減ってきてるよね。でも子ども達は楽しみにしてるし、もらったら嬉しそうにしてたよ。

うま 大事な稼ぎ時だからね。ボーナス。

レイ もし自分が今の知識を持ったまま子ども時代に戻れるならそのお年玉どうやどうする?私は今だったらやっぱり断然「運用」しようと思う!

うま&ミポ 本当?!

レイ うん、本当。だから迷いなく子どものお年玉(と児童手当1年分も計算に入れて)全額を12で割って積立の金額に設定したよ。この調子で毎年積んでいって、20年くらい運用すればそれなりになるでしょう~

うま&ミポ えらい!!

レイ でしょ!すごい恥ずかしいぶっちゃけ話。母が私のお年玉をコツコツためててくれて、大人になった時に渡してくれたんだけど、いつも使っている銀行口座に入れたら蒸発した!何に使ったわけでもなく気付いたらなくなってた・・・お母さん、ごめんなさい。

ミポ まぁでも親もわかってるよ、渡したらどうなるか想像ついてるって。

うま 私は今自分にお年玉もらったら?私も使っちゃうかなー笑

ミポ 私は小学校6年生の時に多分それまで貯めた分含めて10万ぐらいがお正月にあってね。おばちゃんが「郵便局に持ってったら10年後に2倍になるよ」って言ったんだよね。「えっ!?どういうからくり!?」と思ったんだけど、斜め向かいが郵便局なもんだから、持っていったら大学生の時に満期になって本当に2倍になったの! それを何に使ったかは覚えてないんだけど、そうなったっていう事実は今でもよく覚えている。受け取った頃には2倍になるカラクリ(=利子の力)もわかっていたのでこれはすごいなーって思った。まあ、この2倍になるってあたりで年齢がバレるよね。当時おばあちゃんにいわれたとおりにやったから今戻ってもまたやるんだろうな。

レイ 当時、銀行に預けるっていうのは正解だったよね。定期預金の年利が6%とか7%とかって時代。運用よりも確実で利回りもいい!

うま 二人の話を聞いてたら色々思い出してきた。私のお母さんは1月がお誕生日なんだけど、お誕生日プレゼントをずいぶん奮発して買ってた。着けてるの見たことないようなペンダント買ってあげたり。

ミポ 毎月お小遣いもらってる子は別だけど、実際現金を手にする瞬間ってあんまり多くなくって、お年玉ってまとまったお金を手に持っていっぱいあるって実感できる唯一の機会なんじゃないかな。

レイ いっぱいの現金を持って出かけることもないしね。

うま 子どもにお金を渡したらろくなことにならないという前提w

レイ 現金じゃなければ子どもが持つおかねって電子マネー。プリペイドや都度チャージするようにしておけば、入ってるお金が3000円なら、そこから使っていくうちにゼロになり、それ以上使えないっていうのはリアルなお金と同じ。でも、オートチャージとかクレジットカード連携とか口座引き落としみたいなものっていうのは、際限なく使えて怖いよね。

うま ホント、「電子マネー×子ども=しでかす」だよ。うちの子はコンビニでお友達にホイホイ奢ってた。

ミポ だからといって、そういったものを制限するっていうのも違うじゃない。お金を落とすというリスクも少ないとか、利便性を知ってうまく付き合う、制限するべきではないと思うんだよね。世の中のテクノロジーのことちゃんとわかってうまく使わせる。そのうえでリアルな感覚をどう育てるのかを大人に試されてるっていう気はするよね。

レイ 教育資金セミナーした時も親御さんから電子マネーはどういう風に伝えたらいいか質問があったよね。みんな悩んでる。

ミポ 子どものお年玉は現金でもらったんだから、それを使う時にも現金で支払う経験をさせるといいかもしれない。

うま カード決済も一緒に見る、見せるといいかもね。自分はそのやり方で育ってないからそうしようって思わないんだけど、しっかり決済の現場を確認しながら見せた方がいいかもしれない。
あと、日本ならではだと思うんだけど大人の人から渡されてありがたいみたいな関係性。

レイ 中国ではお年玉も電子マネーなんて話。お年玉送るよ~シャリーン、とか?風情がないな。

ミポ 実はあげる方も新券用意してポチ袋を用意して包んであげて、お年玉を楽しみに来る子どもや孫を楽しみにしてるんだよね。そういう文化はやっぱりリアルなお金だから体験できることだよね。リアル感覚の育て方と矛盾するようだけど、投資とか積立はクレジットとか引き落としが絶対いいよね。リアルじゃないほうがいい、知らぬ間にやられてるほうが。

レイ 確かにね。やってることは同じなんだけど、手段が変わってきてる。手段によって心理的なハードルの高さが変わるってことなのかもね。

うま 新しいテクノロジーの出現にいつも大人は子どもへの影響を心配してるけどさ、いつの世の中も子どものほうが順応が早いし付き合い方もうまい。実は大人のほうがあとからついていくのが常。

レイ 子ども達に置いていかれないように私たちもアップデートしないと。そしてなによりもまずは親である自分とお金の関係性を健全に保つことだと思うんだ。お金との関係性は言葉や行動の端々に現れてくるものだから、それが良くも悪くも子どもにも引き継がれいってしまうんだろうな。

ミポ そうそう。お金のメンタルブロックね。お金を使うことについてあまりネガティブな発言ばかりをしていると、子どもの中にその思考が澱のように溜まっていって、使ったり減ったりということを好意的に考えられなくなる状態のこと。言い方一つなんだと思うんだけどね。「これだけかかってるのよ!」ではなく「あなたにとって良いと思うことにこれだけお金を使えたのよ」と言うとか。

うま&レイ なるほどね~

ミポ とにかくお年玉をきっかけに家でお金の話をしてみます!

うま 私もどう使ったかヒアリングしてみます!

次回は1/30(木)テーマは「家のお金どうしてますか?」です。お楽しみに!

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