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ほっちのロッヂの記録9:感じる

2月から、ほっちのロッヂで過ごしています。

続けられるかわからないけど、記録できる日はnoteに記録していこうと思います。
今日はとてもあたたかい(最高6度)


今日のまなび:感じる

今日はある女の子と一緒に過ごす時間が多かった。
朝来たときは、まぶたが4分の1くらいしか空いていなくて、とっても眠そう。クッションのうえでごろんとしながら、私の親指を握っている。
私が少し握ると、握り返してくれる。

一緒に隣にいるだけ。びくっと目が覚めて、目が3分の2くらい開く。それから朝ご飯。眠たそうにしながら、たくさん食べている。いつもよりたくさん食べている様子。

食後、座っていると、首を斜め後ろに傾けて目を見開いて、声を出している。呼吸の音がいつもよりする気がする。心配になってほかの働き手に見てもらうと、「疲れちゃったかな」「表情は悪くないと思う」ということで横になってみる。落ち着いていつも通りの様子に戻る。

雪のなかに散歩に行ってみる。まぶしそうにするので、日陰の方を向くと、目をしっかりみひらいた。
涼しいのが好きなので、たまに心地よさそうな表情も見せる。

支えがあれば足を地面に立てることができるので、後ろから脇を持ちながら一緒に歩く。声を出して、寒そうな表情もするし、楽しそうないい顔もする。

部屋に戻ってくると、散歩の前よりもよく声を出して、手足を動かして、ご機嫌な様子。
やさしいいい表情をする。

お昼ご飯。速いペースで食べる。口元にスプーンを近づけると、スムーズに口を開けて食べている。咀嚼をしないので、下からのどまで一直線。
唇でスプーンからご飯を加え摂るのが上手になっていく。

徐々に、ペースが落ちていく。よく動いていた手足が動かなくなる。口をあけたままぼーっとしたりする。
私は、どうしたのかな?と一生懸命考える。水を飲めるようにストローを近づけてみる。まだ食べるかな?とスプーンも近づけてみる。
どんどん不機嫌な顔になっていく。声をだして何かを伝えようとしている。

「朝もたくさん食べたから、スプーン近づけても口があかなくなったら終わりでいいよ」とフォローしてもらう。
どんどん不機嫌になる彼女を。その働き手が抱っこすると、口から飲み込めていなかった食べ物が出てくる。苦しそうにしている。
「おなかのはりかたとか、朝どれくらい食べたかとかをみて、全部無理して食べなくていい。食べる量は日によって違うから。」

「おむつかな?」と替えにいってくれた。うんちがでていて、それで不機嫌になっていたのもありそう。
おむつを替えてもらって、いま深いお昼寝についている。


今日一日のことを言葉にしてみた。
言語によるコミュニケーション・表現がない子ども。
言語以外の表現をどれだけ受け止められるか。

今日は、子どもの感情の揺れ動きを、私も一緒に感じることができたな、と思った。noteを書いていて、私は「快・不快」はだいぶ受け止められるようになってきたような気がしている。
これは子どもの発達で感情の種類が増えていくときの、一番最初の部分。

それ以上はまだわからないなあ…
「快・不快」ですら、言語がないとこんなにも受け止めるのが難しいのか。
普段、どれだけ言語に頼って自分や他人の「感情」を雑に扱っているか、身に染みる気がする。

もっとあなたのことが知りたいなあ。

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