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主人・がん・私・・その9
主人の病気がわかってからずっとずっと泣きに泣きました。これまでの人生で1番泣きました。
以前、がん患者さんやその家族が集まるアプリがあって(今はもうありません。)参加されているどなたかが毎日泣いているとおっしゃったら、別の患者さんご本人が自分も家族にそんな思いをさせてるんだなとコメントされていて私はそのやりとりを読んでいるだけでつらくなってまた泣きました。
でも泣いて泣いてで終わりではありませんでした。
仕事を休んで泣いているわけにもいかず、主人が退院して家で療養していればごはん作ること、そしてあれこれ、やらないといけないことが現実としていっぱいあってそうそう泣いてもいられなくて、以前も書きましたが口を大きく開けると涙が止まるという素晴らしくよく効く方法で涙を止め過ごしています。私が辛い顔でいいことなどひとつもありません。何より主人が心配します。主人のストレスになります。泣いてる場合じゃないぞと自分自身に声をかけるときもありますがそういう時は自分にストレスがかかっていると思っています。
でもやっぱり泣いちゃう日もあります。そういう日はお風呂に入った時に泣きます。泣いてもいい場所と決めています。
疲れるほど泣いてなんか自分を保っている気がします。
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