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主人・がん・私・・・その18

主人の病気がわかるまでの日常は朝、息子が会社に行く。そのあと主人が会社に行く。私がひとり家にいる。

主人が会社に行こうと入院していようと日中私がひとりでいることは変わらないのですが、入院していると思うとひとりでいることは同じでもなにか違う気持ちになります。

今、ブリティッシュベイクオフというお菓子やパンのコンテストで毎週1人ずつ脱落していく番組があるのですがそれを朝から見るともなしに流しています。字幕付きの英語です。もちろん私は英語は話せないので何言ってるかさっぱりわからないです。
さみしいので人の話す声は聞きたいのですがなんか日本語じゃなくてわからない言語がいいなと思ってこの番組をここ2年ほど全シーズン何回も繰り返して見ています。

息子にさすがにこれだけ耳から英語を入れてたらそのうち英語喋られるようになるんじゃ?と笑われます。
そうなるかもしれません。
番組のジャンル上、話せるようになるにはシュガーとかバターとかチョコレートの類いに限定されますが
・・。

よく聞いていた音楽をのちに聞いた時その頃の様子をおもいだすことがありますが何年か経ってこのブリティッシュベイクオフをもう一度見た時私は何を思い出すでしょう。




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