土曜日 7 佐伯日菜子 2019年5月16日 03:22 すりガラス越しに外を見やるモザイクに手を当てて冷たさを覚える幸せをたべているおぼつかない手で 味のよく分からない舌で隣の部屋は酔った大人たちの楽しげな笑い声明け方の青い部屋ひとりぼっちの畳の部屋窓の外で鈴が鳴って自分の瞳が見えた気がして「おやすみ」って言うしかなかった #詩 ダウンロード copy #詩 7 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート