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飼育放棄の理由は「うんちをするから」現場が語る犬の返品事情。

ペットショップ勤務時、大型犬を引き渡したことがある。

でも次の日に返品された。

「うんちをして、大変だったんです。」と言っていた。

おそらくご飯のあげすぎで、お腹を下し、軟便。


大型犬だから、うんちの量も小型犬と比べてすごいわけ。

もちろん引き渡しをしてすぐだから、
トイレも覚えきれないまま家族もうれしくってリビングで放し飼い。

それで家中にうんちをばらまいたわけ。

おしりにもうんちがついて、迎えて早々にシャンプーまでして。

そうこともあって、次の日には返ってきた。

すぐに返してくれたことは、その犬にとってはよかったと思う・・・。

「申し訳ないことをした。私たちに大型犬ははやかった。」と飼い主さんは言っていた。



環境相のデータによると、
R3年度飼い主から飼えないと言われ引き取られた犬猫の頭数は

年間 12,466頭

今までお世話のしやすい子も、そうではない大変な子も
たくさん見てきたから、
一緒に暮らすというのは大変だなとつくづく実感する・・・。


以前の投稿で、

「購入するな!とスローガンを掲げている保護団体運営者でさえ、
扱いやすいからと子犬・子猫を隠れて購入しにくることがある。」

と書いたけれど、


やっぱり大切なのは、購入するかどうかではなくて、
最後まで暮らせる子を選び、
最後まで暮らせる準備を整えて迎えることだと思う。!