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【悩みが違う】ペットショップとブリーダーから迎える時の違いやメリット・デメリット

 こんにちは、ペットの実家です。

ペットの実家では、獣医師が推奨した犬猫ブリーダーさんを紹介しています。家族を探している方ママにも会ってみたい方兄妹にも会ってみたい方はぜひペットの実家のサイトもご覧ください。
ご家族募集中のわんにゃんがたくさんいます!


元気いっぱいママたち

今回のnoteでは、ペットショップとブリーダー、どちらで迎えた方がいいのか!?という解説です。

私は以前、ペットショップの店長として働いていましたが、現在はブリーダー直販の仕事「ペットの実家」を運営しています。

どちらも見てきた私だからこそ、迎えた後の飼い主さんが困っていた課題や問題が違うことに気付きました。この迎えた後、そんな悩みがあるのか、ついて解説していきます!

まずペットショップでは、子犬・子猫の社会性についての相談が多いです。反対にブリーダーから迎えた方では病気を隠されて販売されたというような相談が多いです。(ペットの実家のブリーダーさんではないですよ!)


ペットショップで多い悩み

ペットショップでは、子犬・子猫が親兄弟と離れて流通に出され、ショーケースに展示されます。ちょうどこの頃は社会化期と呼ばれる貴重な時期です。

この時期を人や他の動物と過ごせなかった子たちを迎えた方の相談内容は次のようなものです。

犬・猫同士や人とのコミュニケーションがうまくできない
怖がりや攻撃的になっている
新しい環境や人に慣れるのが難しい
訓練やしつけを覚えてくれない
不安感が強くなって夜泣きする
飼い主さんと離れられない

こういった悩みが多いです。

ブリーダーから迎えた悩み

反対にブリーダーから迎えた場合は、このような社会性に課題がある相談はあまり聞きません。迎えるまで親や兄妹と過ごしているからですね。

ただ、ブリーダーから迎えた方にはまた別の悩みが多いです。

その相談の多くが、迎えてから

先天性の病気を持っていたことが分かった。」
遺伝病があった
「しかもブリーダーと連絡がつかない。」
ブロックされた

というようなブリーダーへの不信感の相談です。

ペットショップの「ワンちゃんとどうやって暮らしていけばいいかわからない。」というような相談とは違います。

どうしてこんな相談になるのか。

その理由は、第三者の目が入らないまま販売するからです。


ペットショップにいる子たちは基本的にペットオークションを通じてお店にやってきます。ブリーダーから直接仕入れることもありますが、基本的にバイヤーの目が入ります。流通にでるので感染症にかかりやすくなるのがデメリットではありますが、ペットオークションでは専属の獣医さんもいますし、子犬・子猫専門のプロたちが厳しく審査しています。

ペットオークションで獣医が診断をして、ショップのバイヤーが買って、ペットショップに並び、店員さんがお世話をして、ご家族のもとへ行きます。第三者の目がたくさん入る環境なので、病気があると事前に気付ける場合が多いです。

さらにペットオークションでは、ブリーダーをはじめて1~2年の初心者ブリーダーさんの子犬・子猫はだれも購入してくれません。購入してもらったとしても、1~3万円程度でかなり安いです。

ペットオークションシビアな世界なんですね。

経験と実績、ワンちゃん猫ちゃんの質が重要視されます。少しめやにがついていても、値が下がっていきます。

そしてペットオークションは出生環境が分からないので、悪徳ブリーダーの温床になっていると言われますが、本当にひどいブリーダーはオークションさえ出禁になっています。

その出禁になったブリーダーは、ブリーダーが直接お客さんに手売りをします。

ブリーダーから直接迎える場合は、第三者が全く関与しません。もちろん、マイクロチップやワクチンを打つために動物病院に行きますが、そこで受けた診断結果を正直に伝えてくれるブリーダーが多いかというと、そうではありません。

そのためブリーダーから迎えてトラブルになることが結構多いです。

ペットショップは流通を挟むからこそ感染症にかかるリスクがあります。そして、社会性が育まれる貴重な時期にひとりぼっちでショーケースで家族を待つことになります。これではわんちゃんの心の成長が遅くなります。ただし、ブリーダーから直接迎える場合は、生まれながらに病気があったけれど隠されたとか、連絡がつかなくなったといった相談があります。

ブリーダーから迎えようと思った場合、時間をかけて選んだ方がいいです。その選び方というのは、口コミの量でもなければ、生体の金額でもありません。母親を見せてくれるか、とかそういったものでもありません。(詳細は次回)

正直に伝えてくれるかどうか
いいことばかり言わずに、向き合ってくれるか
遺伝病を生み出さない繁殖をしているか

ここが大切なポイントです。

ただ、これを見抜くのは非常に難しいです。専門的な知識も必要です。

私たちは獣医師が推奨した8つの優良ブリーダーの条件で審査をして紹介していますが、この条件よりやっぱり大切なことは、迎えた後にも連絡を取ってくれること

そして何があっても向き合ってくれることだと思っています。

あとはブリーダーに対して失礼な方なご家族に対して、断れるブリーダーさんですね。

ペットの実家では掲載前に連絡をとり、安心して取引できるブリーダーかどうかを調べています。
そのため掲載しているブリーダーさんの数は少ないですが、ありがたいことに、ペットの実家のブリーダーから迎えたいと生まれてくるまで1年もまってくださるご家族や、片道6時間かけて迎えにきてくださるご家族の方に支えてもらっています。

ペットの実家では、迎えた後は、兄妹犬・猫を迎えた家族同士が繋がれる仕組みも提供していますので、これからワンちゃん猫ちゃんを迎えたいという方、いいブリーダーから迎えたいという方は、是非概要欄のリンクから詳細をご覧ください。

ペットショップから迎えたいという方には、今後はペットショップの選び方についても、元ペットショップ店長としての立場から投稿していきます。

今回は以上です!みなさんが素敵な家族と巡り会えますように。