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医療行為を受けるかどうかの判断について
院長の水越です
この3年間の超過死亡者数が、それ以前と比べて非常に多かったそうです
コロナワクチンと超過死亡者数の関連についての議論があります
あなたはどう考えますか?
僕の意見はさておき、超過死亡者数が多かったということ、コロナ禍があって国民の8割以上がワクチンを打ったということは事実です
それも、多くの人が複数回打ち、多い人では8回も打ちました
日本人の国民性として、「みんながやっているから自分もやる」という行動基準があります
「テレビで言っていた、NHKで言っていた、政治家が言っていた、専門家が言っていた だからそれは間違っていない」など メディアや権威者の意見を信じてしまうところもあります
それは危険なことだと僕は思います
「正しい情報を手に入れて、それを元に自分で考えて行動する」ということが大切だと思います
「正しい情報を手に入れる」ためには正しい情報を発信する人、媒体を自分の目で見極めないといけません
SNSのインフルエンサーでもいいし、犬猫のことなら信頼できる獣医師でもいいです
お金のため、自分の立場や地位などを守るために、正しいことを隠すように発信しなかったり、故意に誤った情報を発信する人がたくさんいるということは知っておいた方がいいでしょう
マスメディアがコロナワクチンと超過死亡者数の関連について報じないのはその一例です
これは動物医療業界でも同じです
何度もここで書きましたが、「室内で生活する犬猫の混合ワクチンを毎年接種する」ということは常識のようになっていますが、その必要がないケースは多いです
ワクチンを打つかどうかは、飼い主が正しい情報を集めて判断するべきだと僕は考えます
↓ ワクチンに関する過去の記事です 参考にしてください
https://note.com/petwell_clinic/n/nfda30ca761d5
ノミやマダニの予防も同様です
「みんながやっているから、自分のペットにもやる」という基準は考え直した方がいいと思います
動物医療に関しては、まず、信頼できる獣医師、動物病院を見つけることが大切だと思います
医療行為を行う前に、メリットとデメリットを確認し、ペットと飼い主の生活環境やライフスタイルを考慮し、実施するかどうかを判断すべきです
ちなみに、僕は妻と子供4人と犬が4匹で生活していて、散歩は家の近くを月に数回行く程度です
予防については、狂犬病予防接種を毎年に1回、フィラリア予防は5〜12月まで毎月1回、ノミとマダニの予防は4〜11月まで毎月1回です
混合ワクチンは打っていません
フィラリア+ノミ・マダニの合剤は使っていません
医療行為は必要最小限にしたいという意向であり、生活スタイルを考慮して、このような方法で予防を行っています
「便利だから」と新しいものを勧められた場合、それを採用するかどうか?よく考えてから決めた方がいいということも付け加えておきます
・長期間効果が続くから便利
・2回に分けて投与していたものを1回にまとめて投与できるから便利
などなど
薬というものは、投与後数時間で一番効果が出て、そこから徐々に効果が薄れていきます
一番効果が出ている時間は、言い換えると、一番身体に負担をかけている時間でもあります
長く効く薬は、一番効いている時間の体への負担はより大きくなります
例えば、長時間効く抗生剤の注射があるのですが、腎臓への負担が心配なので、僕はあまり使わないようにしています
二つの薬剤を混ぜて投与するのも同様であり、別々に投与するよりも負担は二重になります
例えば、フィラリアとノミ・マダニを一緒に予防できる合剤よりも、フィラリア予防薬と予防薬とノミ・マダニ予防薬を別の日に投与した方が負担は少なくできます
もし、副作用があった場合、合剤はどの成分が悪かったか?がわかりません
合剤がダメということではなく、それぞれメリット(便利)とデメリット(負担)があるということです
自分とペットにあった方法を選べばいいと思います
「便利さ」には、その代償というか、何かを犠牲にしている部分があると思った方がいいと思います
・正しい情報を手に入れ、自分の状況を考慮して、自分で考えて決めること
・便利さにはその代償としてデメリットがあること
について書きました
あなたの家族であるペットたちの医療行為を実施するかどうか? そういう視点で考えてもらえるとうれしいです
院長不在のお知らせ
3月19日(火)は院長不在となります 診察は行っています
院長 水越 の自己紹介をしています ↓
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