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バレンタインは要注意

院長の水越です

病気や体調不良には季節性があります

人間の場合、冬にインフルエンザが流行ったり、正月にお餅を喉に詰める事故が起こったりしますよね

わんちゃん、ねこちゃんも同様であり、バレンタインデーは要注意です

ワンちゃん、猫ちゃんにチョコレートを与えてはいけないということはご存知でしょう

チョコレートに入っているテオブロミンという成分が原因です

人間はテオブロミンを簡単に分解できますが、わんちゃん、ねこちゃんの分解速度ははるかに遅く、その結果、体内に残り、蓄積します

テオブロミンを一定の量以上摂取すると、筋肉の震え、けいれん発作、不整脈、内臓出血、心臓発作を引き起こす場合があります

テオブロミン中毒(チョコレート中毒)を起こし始めた時に見られる症状として、激しく落ち着きがなくなります

小型犬の場合、板チョコ(ミルクチョコレート)1枚分で致死量になる可能性もあり危険です

テオブロミン中毒の一般的な治療法は、摂取してしまったらなるべく早くに嘔吐させることです

誤飲が疑われる時はすぐにお電話ください

そして、何を、いつ、どのくらい食べたかを伝えてください

場合によっては、無治療で経過を見てもいい場合があります

一番の予防は、ワンちゃん・猫ちゃんが自由に口に出来るような場所には、人の食べ物を置かない事です

なので、バレンタインは要注意です



院長不在のお知らせ

2月22日(木)は院長不在となります 診察は行っています


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